米製造業、37年ぶり高水準 3月景況感、回復が加速
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アメリカはオバマ政権時代から積極的に製造業の国内回帰を推進してきました。トランプ政権下ではかなり露骨でしたね。
ただ、やはり生産性の高い製造業が中心となるため、各政権下で掲げられてきた「雇用の回復」という点では十分な成果があがっていないとされています。もちろん、製造業の復活で重要なのは、雇用の側面だけではありませんが。
いずれにせよ、この高水準をアメリカ製造業の復活と捉えるか、一時的なものと捉えるか、まだ十分な判断は難しいですね。改善しているとはいえ中堅中小を中心に業況を悪いと見る製造業が多い我が国とは、水準の点でも回復のスピード感でも残念ながら雲泥の差を感じます。日本の製造業が米国の製造業を圧倒し、見下していた時代を知る身には寂しい限りです。
米国のワクチン接種率は既に3割に達し、一時は日本の20倍近くあった陽性者と死者は順調に下がり続けて日本の数倍程度になりました。片や日本はワクチン接種率が未だ0.7%程度にとどまり、感染の再拡大が喧伝されて先行きの見通しが立たない状況です。病床の確保にしても、人口当たりで米国に優る病床を持ちながら新型コロナウイルス用に回せず医療崩壊が叫ばれて、不安が募る我が国との差は歴然としています。一時が万事、人々の経済活動を支える体制の差は歴然としていそう。どうしてこうしたことが起きるのか、真剣に考えてみる必要があるんじゃないのかな・・・ (・・: