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お店で買ったら・・・3,000×利益率10% 300円儲かる。
ネットスーパー・・・300円の利益から、ピッキングと配送人件費+物流費。どう考えても赤字ですよねー。
1. 仕入れから販売まで、デジタル化を進めればコストを抑えられるはず
2. 需要予測や価格最適化による利益率向上が可能なはず、オンライントラフィックを持ってくることで売上向上が可能なはず
レシピからはいるのか、チラシから入るのか、はたまた既存のお客様から入るのかなど、色んな入り方でこれらを証明しようとしているマーケット。
ただ、この仮設に対し、以下のようなチャレンジが立ちはだかる
1. 1にも2にも配送コストと送料をどうやって抑えるか。とにかく高くなりがち。
2. なにをいおうと、スーパーは最後は生鮮(野菜、魚、肉)で決まる。いまだに地方にはドミナントなスーパーがあり、大手に置き換わらない理由はおそらく生鮮仕入れ元との関係と、スケールメリットを得にくい構造。
スーパーやドラッグストアの小売側の視点で見ると、歴史ある小売業界にとってデジタルの変革が大きく押し寄せている潮目にあることは間違い無く、各社が危機感を持っていたり変革を機会と捉えていたりします。
スーパーやドラッグストアは各都道府県で売上高ランキングトップ5に入るような地元の雄も多く、歴史もあるのでこうした事業モデルの変革をどこまで経営がトップダウンで覚悟を持ってやれるか、そうしたチャレンジ体質が問われており、意志のある事業者を弊社は全面支援していくと言う立ち位置でいたいと思っています。
もちろん配送スロットも全然足りないですが、店側から見て経済性が成り立てばどんどん増やせるので本質的な課題ではない
その意味ではUBER eatsがこれだけ広まってきてるのは「追加コストは払いたくない」日本人の意識の変化に繋がるのでは、と期待しています
UBER eatsは店で買うよりそもそも値段が高く、さらに配送コストがかかっても「利便性には金がかかる」という認識で注文する人は間違えなく増えたように思いますので
ちなみに「だから「アマゾン」も苦戦する」という小見出しはよくわかりませんでした。だからホールフーズを買った、ということでしょうか。
中国のフーマフレッシュはこの機能に加え、注文後30分以内に届けるデリバリー体制を敷いている。さらに、毎日の仕入れ商品の詳細情報や料理の仕方までアプリでチェックできます。
グローサリーのDXが進むと便利になりますね。超高齢化社会では生活必需です。
60兆円を超えると言われる食の領域のEC化は、2019年度で飲料・酒類含めて3%程度。生鮮食品に限ればさらに低い。生産者さんからお客さまの手元に届くまで、ロジスティクスや製造加工の過程があり、異なる温度帯での管理もある。また昨今においてはグリーンシフトへの取り組みなど、やらなければならないことは、とにかく多岐にわたる。
10Xさんのように、我々も市場において新たな価値を創造し、お客さまへの価値提供を磨き続けられるよう頑張りたい。
※自社オウンドメディアで様々な取り組みを紹介してますので、宜しければ是非
https://recruit.oisixradaichi.co.jp/ordig/
個人的にネットスーパー企業でめちゃくちゃ注目しているのは三重県のスーパーサンシです。
https://www.supersanshi.com/
・2019年度13店舗ながら、グループ売上高は402億円
・最大の店舗は年商49億円
注目すべき点は、「宅配事業」です
・1984年から宅配事業を運営
・ネットからの売上は1店舗あたり平均23~25%、40%を占める場合も
・自社配送システムを構築、商品代金+月間525円のサブスク
・宅配会員限定でリサイクル商品の回収、提携しているペットホテルのサービス提供、害虫駆除から草むしりまで身近なまで提供しています。
さらに、昨年5月からネットスーパー事業をノーコードでフランチャイズを全国展開し始めています。
FYI. ウォルマートに先行 驚異の地方ネットスーパー5つの成功条件
日経XTREND https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00425/00001/
まだまだメディアに取り上げられていないので、ぜひともこの特集で深堀りしてほしいです。
まずは自分でやってみる。
こうしたことが、全世界のあらゆる業種で行われているということに興奮します。
店舗があるからこその信頼、豊富な品揃えと冷凍・冷蔵倉庫、そして在庫管理。要素を分解するとネットスーパーの難しさとポテンシャルがわかります
"リアル店舗を持っているスーパーのオンライン売り上げが2倍に伸びていて、マーケット全体も2倍くらいになっている。
一方で、ネットスーパー専業のOcado(オカド)の成長率は、30%超くらいしかない。マーケット全体の成長率に、届いていないのです。"