五輪組織委、文春に厳重抗議 開会式報道で掲載誌回収を
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著作権法での抗議は、これを読む限り無理筋では。
(時事の事件の報道のための利用)
第四十一条 写真、映画、放送その他の方法によつて時事の事件を報道する場合には、当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物は、報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。
五輪組織委員会はリークした人に対して不正競争防止法などで事件化したいようで、そっちはまだあり得る話だが、事件化しようとすればますます報道の目的が正当化されるわけで、文春として「もっとやれ」だろう。
注目のコメント
すごいな。弁明とかお詫びとかじゃないんですね。いや、すごい。
私は公益性の高い報道で著作権より優先されるべきスクープだと捉えています。どれだけの国税が投入されているのかと。内輪のネタをバラすやつがいるから文春の餌になる。
プライバシーも機密もあったもんじゃない。
LINEのスクショとかクラブハウスのトークとかダダ漏れには違和感ある。
中国が中共による警察監視国家だとしたら、
いまの日本は文春探偵と内部密偵による市民スパイ監視国家です。それぞれ金でネタを買い、売る側。
文春やり過ぎ感があるので、そろそろお灸を据えた方が良いと思う。不買運動がいちばん確実。この記事だけざっと読んで思ったのは、文春負けるかも、ということです。
適法な引用となるには「公表」された著作物の引用である必要がありますが、内部資料は「公表」されたとは言えなさそうだからです。
しかし、このように批判を封じるために著作権法を使うのは、悪手だと私は考えます。
かつて『ゴーマニズム宣言』という大ヒットした政治漫画の著者が批評本の著者等を訴えた裁判があり(東京高裁平成12年4月25日判決)、引用とは別の観点で著作権侵害が認められ、結果、その批評本を私たちは読むことができなくなりました。
仮に形式的に要件をみたすとしても、著作権法を使って批判を封じることを許すべきではないと私は思います。
著作権法の立法目的は文化の発展であり、決して、批評や内部告発の封殺ではないからです↓
「内部資料を掲載して販売することは著作権の侵害にあたるとして掲載誌回収やオンライン記事の全面削除、資料破棄などを求めた」