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日本での就職がかなわず「千人計画」に参加、若手研究者らの現状

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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    日本で就職できない若手研究者が多いのは事実ですが、「だから千人計画で中国に行く若手研究者が多い」ということはないです。
     読売新聞のセンセーショナルな「千人計画」特集は、ひどく受けがよかったのか、繰り返し一面で特集されています。
     中国が、大学進学者が増えて、研究の予算も増えて、人材を必要としているのは事実です。しかし、どこに人材を求めているかというと、当たり前ですが、中国人です。欧米や日本の大学院に留学して博士号を取った中国人はたくさんいて、そういう中国人若手研究者を中国に呼び戻そうというのが、「千人計画」の中身のほとんどです。中国の大学は外国人の人材も募集していますが、当たり前ですが、まず中国人を雇います。
     日本の研究水準は、別に中国に人材を引き抜かれて下がっているのではなく、予算が無くて博士号を取っても給与も仕事も無いから研究する人が減って、下がっています。
     日本では研究の予算が減っているから、若手研究者が海外に逃げるか、というと難しいところです。外国、少なくとも欧米だとやはり研究の予算は減っていて、仕事も減っていて、日本人が割り込んでいくのは非常に難しいからです。
     高い水準の研究がしたければ、最初から外国の大学院に進学している、という日本人も多くいます。そういう人たちが日本に帰っても仕事が無いので、日本には帰らない、ということはあります。本当にトップだと、そこからGAFAなどで研究者として働く、ということもあります。
     日本の研究水準を上げる、というのは、そういうGAFAに行ったような日本人研究者たちにGAFA以上の待遇を示して呼び戻すことができれば、可能でしょう。

    読売新聞「千人計画」特集が覆い隠す日本の基礎科学の危機
    https://news.yahoo.co.jp/byline/enokieisuke/20210330-00229932/
    日本は「超エリート」をGAFAに奪われている
    「国vs.企業」新しい人材争奪戦が始まった
    https://toyokeizai.net/articles/-/237920


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    忠北大学 天文宇宙科学科 教授

    今勢いのあるコンピューターサイエンスなど分野によっては博士号を取得したあとポスドクを経ずして教授職のポストをうることは可能だが、今や(分野によっては2、30年前から)数回のポスドクを経てポジションを得るのが一般的。そういうある意味成熟した研究分野では日本でも中国でもどこでも教授職を得るのは難しいです。優秀な学生や若手を研究者に留めておくのは世界的かつ分野横断的な課題です。


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    東京大学 大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻 教授

    「大学で研究者となったが、1年契約で月給30万円」
    とありますが、全ての例がそうなのではなくその大学や専攻、ラボの教員がどのような予算を取ってきて人件費にどれだけ割くかに強く依存します。

    若手支援となると研究費支援や超若手のポスト確保がすぐに取り上げられますが、雇用延長や運営費削減に依る若手・中堅ポストの不安定化もどうにかすべきだと思います。

    どこかにポストを得られれば安泰と言う時代でもありません。今日は4/1で多くの知り合い研究者が異動の報告をされており、色々と思うところがありました。


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