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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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インフラサービス領域(発電システム、公共インフラや産業向けソリューション等)とデバイス領域(パワー半導体、高容量HDD等)で事業展開。医用画像情報システム、偏光板保護フィルムなどで世界シェアが高い。
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IDMからファブレスになると予想されたIntelは、
ファウンドリーへの進出を宣言しました。
地政学的リスクを減らすために、
アジアに集中している半導体の供給を
欧米に持ってくるというのも、
その理由の一つでした。
実際、半導体の供給は日本、台湾、韓国など、
アジアに集中しておりますが、
需要はGAFA等、アメリカに集中しています。
メモリー半導体では、Intelがメモリー半導体の
一部をSKハイニックスに売却しており、
米国国内企業のメモリー半導体の
競争力は弱くなっています。
バイデン大統領は、最先端分野のインフラ構築
などに、投資を約束しました。
米国政府からの大々的な支援が行われるとしたら
米国企業の攻撃的な投資に力がつき、
キオクシアの買収も不可能な話ではなくなります。
半導体は国の覇権を争う基幹産業であります。
日本産業の発展のためにも、危機感を持って、
賢い対応をしてほしいです。
昨日コメントしたが、そもそもこの話が出ている背景は、Bainのエグジットの文脈だと思う。これまでもIPOをしようとしてきたが、市況悪化などできなかった。そのなかでIPOも見据えるが、キオクシアはNANDでのシェアがグローバルに一定ある中で、NAND事業に参入している各社にとっては買収する戦略的意義がある。複数社そう感じる会社があるので、そこで一定の値付けをできる可能性もある。
https://newspicks.com/news/5729989
では、現実論としてはどうか?財務的にはMicron、現在の資本関係性ではSK Hynix、物理的・歴史的な関係性ではWD。
記事にもあるようにWDは財務としては一番弱い(現預金だけ見てもどうかとは思うが、それ以外でも同様ではある)。MicronやHynixにとっては、3兆円としてEBITDAで2-4年分くらい。もちろん半導体は減価償却が極めて大きいビジネスではあるが、設備投資の代わりに買収をするという考え方もできる。
現実論としては、Micronがやはり有利だと思う。財務面が一つ、あとはエルピーダでの実績(むしろエルピーダがあったときに日本でNAND・DRAM連合を東芝からスピンオフして作れていればよかったのに)。経産省の考え方は影響してくるのではないかと思うし、米国は現在半導体に対して自国の競争力を上げたいという観点で、SK HynixよりはMicronというイメージ。