体操服の下の肌着など 長崎県内の37小学校で着用禁止
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注目のコメント
変革が求められていますが、悪しき校則や目的がよくわからない校則をただ取り上げていくだけでは学校教育は変革していかないと感じます。ここが変だよこの校則という記事は、十分に取り上げられており、おかしい!だけでは現場は変わっていきにくいと思います。
校則を教材に民主主義の礎を学んだり、主体性を育む事例をつくり、一部の学校ではなく他の学校でも実践できるモデルになっている事例などポジティブな側面の取材が増えてほしいです。
単なるバズりに終わり、メディアが消費されていくのではなく、子どもたちの学びの場変革につながるムーブメントになることを願います。こういう話は、ちゃんと背景まで調査・分析して報道・対応をしないと、別の分野で同じことが何度も起こるのではないでしょうか。
以下、完全に推測ですが…
肌着による汗冷えは、汗抜けがよくない素材、特に木綿の場合におこります。
例えば、登山では、肌着に限らず木綿の素材の服は着用しません。大げさに聞こえるかもしれませんが、低体温症などで命にかかわるからです。
もちろん、山にいなくても、汗冷えは風邪の原因にはなるでしょう。
ですので、汗冷えの防止のためにには、木綿ではなく、汗抜けがよい化学繊維(あるいはメリノウール)の肌着がおすすめです。
しかし…
おそらく、この指導が始まった当時(ヘタしたら数十年前?)は、化繊の肌着はそもそも流通していない、価格が高い、性能が低い等の理由で、木綿の肌着しか流通していなかったのではないでしょうか。
現在では、汗抜けのよい化繊の肌着は普通に流通していますし(高性能なものはそこそこお高いですが)、そもそも着替えを持たせればいい話です。
そして、当然ながら、こうした背景と現状に合わせて制度を改めないことの問題点は、切り分けて考えるべきです。そもそもですが、制服はともかく体操服って統一する必要があるのでしょうか?ましてや下着まで言及するって、、、おかし過ぎますね。
あと、日本語の悪いところですが、「見直す」とか「検討する」って表現、イラッとします。「廃止する」とか、「役員会議にあげる」とか具体的に表現できませんかね?