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富士フイルム、古森CEO退任へ 新社長に後藤氏

日本経済新聞
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  • 株式会社MPキッチン 取締役社長

    富士フィルムのCXをリードされた古森さんが退任。そのひと昔前からCXに取り組まれていたのはただただすごいなあと、、、


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    専修大学 商学部教授

    21年前の2000年は、高画質の写真と言えばまだ「フイルム」写真の時代でした。デジタルカメラの技術力の向上は目覚ましくとも、「いずれはフイルムを追い越すのでは?」と漠然と考えられていた頃です。

    当時、写真フイルムに事業内容が偏っている会社の世界のトップ2は、コダックと富士写真フイルム(当時の社名)で、外部からの目線で失礼ながら、「10年後に会社はないかもしれない」と実は思っていました。(実際、コダックは2012年に倒産しました)

    両社は(消耗品的要素の強い)写真フイルムからの脱却を始めなければならず、多角化の道に進みます。コダックはコア事業である映像中心に関連多角化(集中型多角化)を推進しますが、富士の方は異なっていました。ナノテクノロジーを技術ベースにするなどのテレビ・コマーシャル(化粧品事業にて)は見られたものの、あまり関連性が強い多角化には思えず、実際には非関連多角化(集成型多角化、コングロマリット型多角化)を指向している様にみえました。

    非関連領域への多角化は、経験効果が生かせず、事業の成功確率は一般に下がります。このような多角化への考え方は、「望ましくない」と考えていました。しかし、多くの成功領域といくつかの失敗領域を生み出しながらも、結果的に同社の世代交代を推し進めた眼力と行動力には敬服するしかありません。極めて変化が激しい環境では、不退転の覚悟が必要で、そのことにより、「イノベーションのジレンマを跳ねのけた」ように見えます。

    一方、社長就任時60歳の同氏は、現在81歳です。日本企業の年功序列制では、シニア層が退職する年齢が高く、実力があったとしても若年の内は企業経営に参画できるほどのポジションを得ることはほとんどありません。また、企業の後継者は、現職の企業トップ自らが選ぶ(欧米のように社外取締役に人事権限を委譲しない)傾向が極めて強いため、経営者が身を引く決断をしないと、いつまででも、トップに居続け、時代の変化に乗り遅れがちです。

    業績で見る限り、同社がこの状態にあるとは思えませんし、同氏の功績は極めて大きかったとの意見にも賛同しますが、次なる同社の成長のために、このタイミングでCEOを退任されることは、市場でも前向きにとらえられると思います。


  • 一橋大・京都大学客員教授 インテグラル取締役 京大経営管理大学院客員教授

    富士フイルム残る古森CEOは、稀に見る名経営者だったと思います。お疲れさまでした。#古森 #富士フイルム @FujifilmJP_PR


  • ユーザベース SPEEDAアナリスト

    ついに…
    古森氏は2000年に代表取締役社長となり、20年間にわたって富士フイルムのトップとして、写真からプリンティング、そして近年はメディカルへのシフトをトップとして強く推し進めた。一方で「最高顧問」という形では残る。ガバナンスの議論が近年は深まる中でのこういう残り方の是非や、実態としてどう残るのかは、今後議論もされていくと思う(個人的には、各社が説明責任を誠実に果たせればよいと思っている)。
    新しく社長となる後藤氏は62才、会長となる助野氏は5歳上。後藤氏は2018年にHDの取締役となっている、下記を見ると、メディカル畑のように見える。
    https://bit.ly/3udUfBr

    リリース:https://holdings.fujifilm.com/ja/news/list/1075


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