M&Aの動きが活発化、インテグラル・佐山代表に聞く日本型PEファンドの可能性
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注目のコメント
投資先からの信頼が大切、というのは本当におっしゃる通りです。投資期間中の信頼関係も重要ですし、売却後のファンドの評価の面でも。
PEファンドの長期の成功失敗は、投資家をはじめとする世間からの長期にわたる評判から強い影響を受けます。
私のPEビジネスでの恩師は「(PEビジネスは)人間道場だ」と良く言っていました。知識やノウハウだけでなくて、人間力そのものが高いレベルにないとダメだ、という意味だったと思います。総合格闘技だ、というのと同じイメージ。
人間力まで含めた総合力でもって投資先に当たる。これも信頼関係の重要さにつながる話だと感じます。インテグラルのようなPEファンドは、ヘッジファンドのように毎日売ったり買ったりするのではなく、経営権取得が前提なので、一番大切にするのは、投資先企業とそこの従業員です。売却時も価格以上にその会社の皆さんの意見を最優先する「日本型」PEファンドについてお話ししました。
インテグラルの佐山さんのインタビュー記事。佐山さんのピックスコメントの方がわかりやすい(^^)
“インテグラルのようなPEファンドは、ヘッジファンドのように毎日売ったり買ったりするのではなく、経営権取得が前提なので、一番大切にするのは、投資先企業とそこの従業員です。”
目的は経営をハンズオンする事で隠れている価値を向上させること。そのためには買収後の事もきちんと視野に入れて行動する、というのは理にかなっている。もちろん現経営陣は納得しない場合もあるだろうが、大切なのは事業体としての価値を具現化できるかどうかということ。