新着Pick
707Picks
Pick に失敗しました

選択しているユーザー
榎本さんは僕が見ている限り、日本で一番早くサブスクリプションビジネスが音楽ビジネスを変換させることを記事にされていた方です。なので、今この記事を読むと隔世の感があります。
*これ見ると2012年ぐらいから記事書かれてますので
https://www.musicman.co.jp/column/20190

ソニーがiTunesとスポティファイを作れなかったことで、音楽ビジネスの覇権はサブスクリプションになってしまうのですが、これはソニーが根本的に本流のエレキというモノビジネスからエンタメというコトビジネスに移るには、あまりにも社内的なハードルが高すぎたということがソニーの丸山さんの記事からも良く分かります。
https://business.nikkei.com/atcl/interview/16/031800001/051000002/

とはいえ、ソニーがまったくダメだったかというそうではなく、ゲームの分野ではスポティファイを取り込んだ「PS Music」を作ったりしているので、いいジャブは打ち続けているんですよね。ソニーのエッジな部分は、音楽ビジネスではなくゲームビジネスになった印象が強いです。

結局、ここの差は、やっぱりトップが腹を括れるかに尽きるのかなと。
それをやったのがジョブズであり、ダニエル・エクだったと思います。
今となっては信じられないかもしれませんが、iPodもSpotifyもスタート時はコアな音楽ファン&テクノロジーファンしか熱狂してなかったんですよホント。
ここまで来るとは、誰も予測してなかったと思います。
人気 Picker
著者の榎本です。久々にNewsPicksに登場することになりました。本の反響をSNSで検索してみましたが、嬉しかったのが自ら起業した方々や、社内で新しいことをやろうと日夜励んでいる方々からの絶賛が多かったことでした。執筆時、僕の想定していた読者層とNewsPicksの読者層はかなり重なっているのではと今、気づいた次第です。本書は音楽産業を題材にしつつも、そのテーマは音楽業界を超えて「一度衰退してしまった産業や国家は、復活することが可能なのか」「敗者の烙印を押された人間は、志を実現できるのか」というものになっています。そうした魂の訴えが届くようにビジネス書ではなく、ドキュメンタリー小説のスタイルを選んでいます。最後にインタビューを、非常にレベルの高い記事にまとめて下さった編集部の藤田さんに改めて御礼申し上げます。みなさま、後編もよろしくお願いいたします。
組織の意思が大事なのは本当にその通りだと思う。さらに意思があってもそれを伝える戦略が必要で、それこそが「ブランド戦略」の本質なんですが。
音楽で何をしたいのか、音楽をどうしたいのか、という志、大義、旗印、ビジョンが必要とのこと。全くその通りだと思います。単なるモノマネでは一時的にうまくいったとしても後がつづきません。

ビジョンがあれば、それを達成するためにどんな道具(AIやコンピュータビジョン、バーチャルアシスタントなど)を使えばいいかがわかります。道具が先に立ってしまうと、技術的には素晴らしいけれど、利用されないサービスになってしまいます。
歴史を追うと、ソフトなコンテンツである音楽は、これまでラジオ、ウォークマン、iPod、iPhoneと、それをラッピングするハードと共に成長してきたことがわかります。この道は今は更に音質を高めたものが存在するものの、もう行き着くところまで行っているようで、技術革新と言えるものは少なくなってきました。あるとするとソニーも直近で出しているサラウンド技術の進展でしょうか?

むしろ今はユーザー側の体験を変える時代になりました。所有から共有へ、その流れでSpotifyなどが台頭しました。

音楽ソフト市場は豆腐市場より、小さくなっているとのこと。CD1枚の価格の高さから、サブスクだけではこれまでの音楽市場の維持さえ難しいので、+αが必要と榎本氏も語っています。

実際、音楽市場は体験の時代に入ったことで、握手会やライブ、アパレルで稼ぐのが直近のトレンドだったと思います。もともとは音楽というコンテンツがマネタイズポイントだったので、CDを売るためのファン獲得経路がライブでした。それが音楽自体はただバラ撒かれるファン獲得経路に変わり、ライブとグッズという体験がマネタイズポイントになりました。

しかしコロナで体験を売ることが難しくなった今、音楽市場が次のマネタイズポイントを探さなくてはいけなくなりました。

これまでの音楽市場の流れを整理し、次の糸口を考えさせられる良い記事でした。後編に期待です。
日本の特異性、欧米に比べてCDが未だに結構売れてるとか、の分析は次でしょうか?
他の産業でもこれは共通しそうですね。メーカーはじめとして海外勢の勢力が拡大しているなか、その中で競い合ってなんとか日本ブランドのプレゼンスを維持(向上?)できればよいなと思います。

---
このように、日本とアメリカが競い合う構図のひとつの終結点として、今の音楽産業があると榎本氏は言う。
希望とは歴史から勝ち筋を分析し、未来へ向けて打ち手を繰り出すこと。日本は第一フェーズを創るより、第二フェーズに強い文化。創り出すより、それを上手く使いこなす「きめ細かさ」を+αして躍進してほしい。
エジソン、ソニー、ジョブス。三度の変革の構図まで浮かび上がらせている。テクノロジー、文化、経済、三つの絡み合いの構図。素晴らしい視点「日本とアメリカが競い合う構図のひとつの終結点として、今の音楽産業がある」
「媒体(メディア)」があった時の日本企業の強みが、iTunesでSteveが「データとサービス」に変化させたことで、強みを発揮できなくなったのですね。

(以下、記事中から引用)
その主役は、なんといってもソニーだ。
創業者の井深大は、携帯できるポケットラジオの開発によって、若者層を一気にリスナーに取り込み、ロックンロールの黄金期を創出した。
同じく創業者である盛田昭夫はウォークマンを開発し、世界中で人が歩いている場所のすべてを音楽の市場に変えた。
オペラ歌手からソニーの社長になった大賀典雄は、高音質のCDによって、今なお越えられていない、音楽産業の最盛期を築いてみせた。

※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません
この連載について
まるで預言者(プロフェット)のように、新しい時代のうねりをいち早く紹介するNewsPicksのインタビュー集。本質を見抜く視点を毎週つむいでゆくことで、ちょっと先の未来を覗こう。