当初苦戦「逃げ出したかった」 トヨタ・KINTO社長
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KINTOは完成車メーカーがモビリティカンパニーに変革を遂げるために外せないピースだと思います。
「石の上にも3年」の忍耐が必要な新規事業ですが、大手企業で投資を垂れ流しながら続けることは極めて困難であり、ほとんどの企業が挫折しています。社内の色々な壁にぶつかりながらも乗り越えられたことは脱帽です。
大企業が本気を出せば、スタートアップではなし得ない事業を実現できるというのも、証明してみせたと思います。
トヨタグループの中では、KINTOを生かしてDXに取り組もうという声が上がり始めています。0から1を生み出した苦しみは、確実に変革の火種になっていきますので、これからが果実を掴み取るフェーズだと思います。
注目のコメント
月間契約件数1,000件を超えて徐々に存在感を増してきたKINTO。当初の苦労はあったが、第二ステージのモビリティマーケットも始まり、飛躍が目前に迫ってきた印象だ。
KINTOは単なるサブスクでは終わらないだろう。モビリティカンパニーに転換するためのブランドアイコンであり、サービスのプラットフォームとなっていく。早晩、各国内メーカーもサブスク領域を手掛けていくことになりはずだ。ただし、先行した海外自動車メーカーはこういった事業を継続する一貫性が欠けてきた。試練を乗り越えられるか、小寺社長の手腕を見届けたい。何度か書いてますが、トヨタのKINTOの取り組みって、既存大企業のイノベーションへの対応としては理想的だと思っていて、これだけ儲からなくてもCMを突っ込んで普通のベンチャーには無理、という水準でやり続けることで、この分野で覇権を握る新規プレーヤーが出てくるのを防げるし、最もノウハウを蓄積することができるため、出てきても対応もしやすい
ここまで来たらあとは市場が温まってきたてから全く違うモデルや儲け方で参入してくるゲームチェンジャーをウォッチしていればよし、という感じなんだと思いますWITHコロナでマイカーやプライベートルームなどの需要が増えていますが「個人空間が欲しいけど買うまでではない」人たちの半所有的感覚を持てるシェア利用が増えていくと思います。