内閣不信任案なら解散進言 自民二階氏、野党けん制
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【日本国憲法7条3号】
第七条 天皇は、内閣の助言と承認により、国民のために、左の国事に関する行為を行ふ。
三 衆議院を解散すること。
ちなみに、これが、内閣、実質的には自民党含めた与党が、自分たちが好きなタイミングで解散権を行使できるとする、憲法上の根拠条文です。
この条文からは時の政権与党が解散権を有することを認めることはできなくはないですが、「国民のために」行うものだと規定していている以上、内閣が解散権を行使できるのは、国民に選挙で信を問うべき特別な事情がある場合に限定すべきだという見解もあります(https://gendai.ismedia.jp/articles/-/52964?page=1&imp=0参照)。
二階さんは今特別の事情があると思っているのかもしれません。
注目のコメント
ケンカ上手な二階氏です。野党に牽制球を投げたのでしょう。菅首相が安倍氏と半年ぶりに面談したのも、「解散権はこちらにある」というアピールの意味合いもあると思います。ただ、政権与党は徐々に手足を縛られているのも確かです。7月4日の都議選、やるとすれば7月下旬から9月上旬まで続くオリパラ、9月の自民党総裁選と日程はタイトです。コロナ禍は再び感染拡大の様相です。ワクチン接種の見通しはまだ不透明な面があり、ワクチン接種会場の多くが投票所と重なることも解散の判断に微妙に影響してくるかも知れません。
二階氏の牽制球は、そんな焦りの裏返しと見ることもできます。金持ちケンカせず。自信があったらニンマリ笑いながら黙って解散します。5月23日か7月4日か。これ以外だと五輪開催が前提ですが、任期満了の秋。来月上旬の総理訪米後から慌ただしくなると思いますが、感染拡大傾向にある今、総選挙が出来るのか? 「解散」と、総理が判断して1カ月ちょっとで投票だとして、この間の感染状況はなかなか見通せない…そこが難しいところです。
同じ国民からの負託を受けた国会議員なのに、偉い議員と偉くない議員がいるような構造が問題。
※与党も野党もだ。
党首、政調会長、幹事長などは、【役割】なのであって、偉いとか偉くないとか無関係にすべきでしょう。
不本意でも、勘違いしたり懐柔されている"偉い"爺さんの言うとおりにしなければならない仕組みがオカシイ。