コロナ、コウモリから別の動物介して人に感染か WHOと中国が報告書
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2021年2月上旬、WHOの国際調査団が語ったところでは、「何もわからない」が、(1) 武漢のウィルス研究所からの流出説(トランプ政権が主張)は確認できない (2) 冷凍食品に付着説(中国が主張)は確認できない (3) 動物を介してヒトに感染した可能性が最も高いが確認できない とのことでした。(Reuters 2021年2月10日)
WHOの今回の報告書も基本的に同じですが、「コウモリから『別の動物を介して』ヒトに感染が広がったかもしれない」という部分で、わずかに更新された印象があります(「ハクビシン」、「ミンク」など、以前から疑われていた記憶もありますが・・・)。
コロナウイルスは既知のウイルスですが、それが「日常的に人類に重大な脅威」を与えることはほとんどありませんでした。しかし、SARS(重症急性呼吸器症候群)や新型コロナウイルス(COVID-19)感染症では、変異したコロナウイルスによって「脅威の存在」になりました。今後も別の変異により、人類への脅威が起こる可能性は十分にあります。(念のためですが、世界のどこでも起こり得ます。ただ、ヒトと動物の生活圏が近いところや人口密集地で起きやすいとは言われています。)
今回の記事からは、「コウモリ」と「ヒト」の間に「何か」がないと、ウイルスの遺伝子の変化の説明がつかないと考えていることが読み取れます。ウイルスは、異種の動物に感染することにより、変異が起きやすいとされていますので、このような考察は専門家には常識の範囲でしょう。
引き続き「感染源を特定する研究」は重要だと思います。
【追記】機能付加により、過去の自分のコメントが非常に探しやすくなりました。この機能は「ぜひ欲しい」と思っていたものです。カイゼンに感謝します。これだけ時間が経ちどんな隠蔽工作でもできそうな体制で調査されても、はいそうですかと信じれるわけがない。
都合の良いストーリーを作って事実として記録に残すことで真実に辿りつかないようにするだけ。