ホンダ英工場、現行シビックとともに7月末生産終了売却契約を締結
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スインドンにある英国工場には3回ほど訪問した。最初は、ローバーとの資本提携を解消した直後の1995年に、ローバー工場の一部を譲り受けた格好となった買収工場の様子を伺いに。2度目はユーロ大自由法の施行の最中にも関わらず、第2工場新設を強行した2000年初頭。3度目は、米国住宅バブルの最中の2007年だった。第2工場増設を祝い大イベントを開催、当時のバトンらのF1ドライバーもドリフト走行を披露し大いに盛り上げていた。
実際、Hondaの欧州事業は自由化の1998年以降一度も利益を出したことはない。なぜ、あのタイミングで第2工場に踏み込んだのか、さらに増産を目論んだのか、謎が多かった経営判断である。いすれにせよ、超不採算事業は7月をもって幕を閉じる。