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金融はデジタル化することで既存の「金融業」(銀行や証券会社)の中から溶け出して、実体経済を担う「非金融事業者」の中に組み込まれていく。そしてその「機能としての金融」を新しいルールで規制するという形になりつある。
それが近年の金融サービス仲介法制の整備という動きの背景にある。
金融は、もともと実体経済に資金を流すという意味での「脇役」だったが、気がつけば一時「主役」として振る舞うようになり、それが再び「機能を提供する」という意味での「脇役」としての役割に回帰していくというのが、FinTechという現象の当面の行き着く先であると理解すべきであろう。
そこでのキーワードは「プラグイン金融」というコンセプトで、いずれはその「プラグイン」という言葉すら用いられなくなる近未来が待っている、そしてそのフェーズでは「金融」の担い手はガラッと変わるはずです。
組み込み型金融、プラグイン金融。シナリオ金融とも。
ユーザをたくさん持つサービサーが、そのサービスならではのユーザデータを活用して金融サービスをレコメンド。
とはいえその金融サービスも、そのサービスならではの行動や消費、もしかしたらココロの動きにまで連携したものである必要もあるんだろうな。
そして、金融サービスを提供する、のみならず、金融サービスがエコシステムの拡大/強化に繋がれば最高。
Embedded Financeが大きな流れとして広がっていくという予測は全く同じ意見です。顧客基盤を有する非金融事業者がサービス提供接点(ブランド)として組み入れ型金融サービスを提供し、裏側を金融機関が担うというモデルの存在感が大きくなるのは間違いないように思います。
一方、どの金融機能もEmbedded Financeに親和性があるわけではなく、決済・送金や融資、保険(損保)に比べ、資産運用や保険(生保)は親和性は低いように考えています。
https://image.itmedia.co.jp/l/im/business/articles/2103/16/l_ksoh3.jpg
メルカリは、アリペイのような役割を果たすのにうってつけの位置にいるように思えます。

もともと、相手の信用力がわからない中国で、買い手が安心して買うことができるような仕組みを作ったのがアリペイでした。

買い手が、売り手の信用について不安持つことの多いメルカリは、アリペイ的な役割に最も適しています。

後は、たくさんのユーザー数を持っている企業が消費者金融に参入する余地が多分にあるでしょう。

サラ金がなくなっても、借金体質を持った人々の割合は決して減ることはありません。
多数人を相手にしてリスクを抑えながら、高金利で収益をあげるのには絶好のターゲットです。
ZホールディングスとLINEの経営統合に伴い、2021年にLINEから商号変更。ソフトバンクとNAVERが株式を50%ずつ保有する中間持株会社。

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