外食チェーンが苦渋の値上げ コロナ禍のコスト増を吸収
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前職では香港の外食チェーンも見ていて、現地CEOから「香港では年2回の値上げは当たり前、物価も上がっているので客離れは起きない」と言われて、デフレが続く日本の状況と比べて愕然としたのを覚えています。
ハンバーガーや牛丼などのランチ中心の外食チェーンは客単価が500-600円くらいだと思います。なので、たとえ10円、20円の値上げでも、客単価が低いのでインパクトは大きいです。10円の値段の上げ下げで売れ行きが大きく変わることなんてザラにあります。
そもそも外食チェーンの値上げがニュースになることが異常な状況だと思った方が良いです。経済が成長すれば、モノの値段が上がるのは当たり前です。メディアが「価格改定は消費者離れを招く懸念もあるだけに、各社にとっては苦渋の決断だ」なんて書いてるうちは、デフレからの真の脱却なんてほど遠いなという気がします。
注目のコメント
日本の外食って海外に比べたら、美味しいにも関わらず本当に安い。これを機に値上げをして、設備やサービス、商品開発に投資できる余裕があればいいと思うし、そういう新たな循環が生まれるきっかけになるなと思います。
外食は厳しいというとちろん文脈もありますが、社会全体で考えると、限られた「リアル」というモノの価値がより希少で価値の高いものになってる、ということですね
外食でもコンサートでも人との間隔をあけないといけないということは、それだけの広さの家賃と人のサービスを専有することだし、限られた席のプレミアムがあるということ
コンサートとかでも一部のVIP席にあたる価格と人数だけリアルで聞けて、他はライブ配信、みたいなものが当面は一般的になりそう各種コストは以前から高まっており、どこかのタイミングで値上げは各社考えていました。その中で税込表記の義務化はメニューブックやHPなどの修正費用もかかるため、合わせて行う事にしたケースも少なくないです。