橋下徹氏、法案の「誤字・脱字」問題で提言…「国会議員がチェックすればいい」

コメント

注目のコメント

• 小川 健（たけし）

  専修大学・経済学部(国際経済) 専任教員

  ・2021年03月28日

  本来これを言うなら「意味を変えない範囲で修正を一任」という決議を行えば良く、実際に大学生協の総代会とかではやっている事例も多い。
  では何故そうしないのか。運営側がそこそこ信頼されている大学生協とは違い、行政側の権力行使に対し信用されていないからやらないのである。
  大学生協の総代会とかとは違い、法律案についてはその議論の過程が後に裁判で使う可能性があるなど、その議論はかなり大事になる。だからこそ議事録は通常、簡略化されない。
  字句修正を議員にさせる場合、生徒会とかと違ってそこで字義が変わる可能性が高い。そうするとそこで議論が噛み合わなくなる可能性が高い。だからこそ字句修正は本来決議が必要なのである。
  それを思えば、提案側以外の修正は最小限にして、意味のある議論に集中すべきで、議員にさせればよいというのは筋が違うのである。