「農心」創業者、韓国の辛氏死去 「辛ラーメン」開発
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韓国の食品大手「農心」といえば、「辛ラーメン」ですね。また最近だと映画『パラサイト』で話題を呼んだチャパグリの「チャパゲディ」と「ノグリ」2つとも農心を代表とするインスタントラーメンです。
2020年度の「農心」の売上は2兆868億ウォンで、輸出額だけで4400億ウォンを突破するほどグローバル市場でも人気を高めていますが、辛春浩氏のラーメン愛がなかったら何十年も人気を誇るヒット商品がそもそも生まれなかったと思います。ご冥福をお祈りします。
ちなみにですが、辛春浩氏は日本にもたくさん訪れていて、新宿歌舞伎町にある利しりラーメンを食べて辛ラーメンのアイディアを出したという噂もあります。殆ど食べた事ないけど、博士課程時代にアパートの隣に住んでいた中国人が、なぜか深夜に酔っ払ってドアを蹴破って入って来て殴り合いになったことがあり、翌日そのお詫びにと辛ラーメンをもらったことがあった。暴行の慰謝料に相当する価値があるようだ。
辛ラーメンは辛いから辛ラーメンというのかと思っていたら、実は創業者が辛さんで、しかもロッテの創業者重光武雄(辛格浩)さんの実弟だと知り驚愕。
元々ロッテの子会社だったんですね。
意外なところから知る真実もあるものです。
ともあれ世界的な食品メーカーを作られ、日本ともゆかりのある辛春浩さんのご冥福をお祈りしたいと思います。