三菱重工、国内最大級ドックなど造船施設売却へ…中韓勢との競争で採算悪化
読売新聞
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私が50年前運輸省に入省した時から、欧米が手を引いている造船業は高付加価値産業ではないと、上司から聞かされたことがある。逆にいえば、よくここまで持ったということであろう。観光研究者の端くれの私が言うのもおかしいが、介護産業とともに、低採算の代表に例えられる観光産業が未来産業だという誤った認識も早く修正しないといけないであろう。雇用確保には寄与するが、いずれ外国人労働者やAIに置き換わっていく割合が大きいはずである。
注目のコメント
MHIといえば、客船の火災、子会社MMCのリコール隠蔽、MRJギブアップなど、残念な話が多い。資本規律の弱さと株式保合によるガバナンスの甘さも遠因なんでしょう。本件もやむを得ずでしょうね。
社名も三菱総合機械にいずれなるのかな。一応フォローしておくと、たとえば防衛産業のうち巨額の金がかかるイージス艦は、三菱重工だけでなくてIHIやJMUなども建造しております。最近就航した「はぐろ」もJMU磯子工場で建造されました。最近のまや型護衛艦はどちらも入札を経てJMUが受注したはずです。
また、4兆円近い売上のうち宇宙防衛航空部門の売上は7000億円と、20%もありません。決して国策企業とは言えないレベルかと思いますけどね。