日本の「シティ・ポップ」世界的人気のナゼ…現象の全貌が見えてきた
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非公式の音源がYouTube経由で聴かれただけで終わっていたことの多かった数年前と違い、過去のカタログ音源が楽曲単位で注目を集め再生されることで収益につながるストリーミング時代の新たなビジネスモデルとのこと。
要は、点が一気に面になったと言うことなのだろう。インターネットとyou tubeによってレバレッジが効いたわけだ。
それにしてもstay with meもplastic love も歌詞自体は1980年代前半のもので、当時20代だった自分は懐かしさを覚えるが、それ以上に特に竹内まりあと山下達郎コラボのベース&カッティングサウンドの時代超越感は素晴らしい。
今やyou tubeでは様々な国のミュージシャンがこの昭和の歌詞を日本語で上手く歌い、数十万回の再生を達成している。
世界に誇れるmade in Japan。
この シティポップをハロゲンランプが点いた車の中で首都高運転中にカセットテープで聴いていた頃に戻りたいものだ。
注目のコメント
興味深い現象です。インドネシアで再生回数が多い理由の一つとして、世界4位の人口やアプリの利用状況といった基礎的な条件も重要な点だと思われます。
We Are Socialによる「Digital 2021」によれば、インドネシアのYouTube利用者は1億700万人(月に1回ログインが基準)。ンド、アメリカ、ブラジルに次ぐYouTube大国です。世界でのユーザー数は20億人ですので、YouTubeのユーザー数は20人に1人がインドネシア人となります。利用時間は1月当り25.9時間であり、ざっと1日に1時間はYouTube動画をみていることになります。Tik Tokは13.8時間。こうしたベースとなる人口の大きさと再生時間の長さといった基礎条件となるデータも見逃せません。
参考資料はこちら
「Digital 2021」
https://wearesocial.com/digital-2021
インドネシアの部分のみはこちら
https://datareportal.com/reports/digital-2021-indonesia
また、定性的な体感としては、インドネシアは日常風景に音楽というのは欠かせない存在となっています。メタル大国でも知られていますが、日常的に歌いやすい歌謡曲、伝統音楽のダンドゥットなどその多様性、幅広さ、豊かさは、インドネシアの特徴の一つとも言えます。そうした音楽的な懐の深さも、シティ・ポップを受け入れる土壌といえるかもしれません。基本的には東南アジアの現在が日本の70-80年代、つまり総中流感と消費高度化を体感するフェースにあるからだと思います。
松原みきさんも素晴らしいですが、山下達郎さんの当時の楽曲もかなり現在注目されているようですね。
たとえば山下達郎さんのRide On Time、いまYouTubeではベースのカバーがかなり増えているように思います。
あのころFMラジオをメタルテープで録音してラジカセで聴いていた身としては、あのベースラインがかっこいいことをいまさら気付かされました。