【視点】「女性だから」にとらわれない社会、北欧から日本の今を考える
コメント
選択しているユーザー
夫の会社で働いていた時、県の産業支援センターで経営革新企業として認めて貰おうと、書類を出す時、夫の名前の方がと言われて、夫の名前で出した覚えがある。
女だからでは無いと思うが、書類は全部私が書いたのにと、悔しく思った思い出がある。
女性はそんな事も、多いのでは無いかと思う。
注目のコメント
ジェンダー平等のユートピアのように扱われる北欧ですが、決して男女の差がないわけではありません。そういう現実も含めて、ノルウェーで10年以上働く私が考える北欧と日本のジェンダー平等について書きました。
ちょうど日本のジェンダーギャップ指数が先進国中で最低というニュースが先日出たところですが、同時に、日本でもジェンダーやダイバーシティ、環境などの問題に取り組むモメンタムのようなものを最近急速に感じるようになりました。もしかして、今度こそ日本も変わるのかもしれない、と期待しています。
北欧諸国と日本という、規模も文化も産業形態も違う国を単純に比べることはできませんし、北欧のジェンダー平等はノルディックモデルと呼ばれる高福祉・高負担の社会制度とセットです。
もし本気で日本を北欧のような社会にしたいと思うのであれば、社会制度全体を変える必要がありますし、それが果たして日本国民の望むところなのかは、私には判断できません。しかし、日本国民が日本をどういう社会にしたいのかを考える上で、北欧やノルウェーをケースとして役立てていただけたらと思います。
最後の図は興味深い。ノルウェーでは今から約35年前にすでに半数近くが家庭も仕事も男女平等を意識していたのが見て取れるが、それでも社会全体の意識改革には数十年と時間がかかっているのが印象的。記事にあるように具体的な政策が意識改革を促しているのは大きなポイントだと思う。