東北電、50年にCO2排出「ゼロ」目指す
日本経済新聞
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石炭火力は、石炭を粉砕した微粉炭をボイラに吹き込む方式です。
木質バイオマスを混焼するには、粉体にする必要があります。
木質ペレットは、繊維質であるセルロースがあり、これを破砕しても、繊維が絡み合い和紙の様になるので、微粉炭に混ぜることができません。混ぜても5パーセント程度が上限です。
その為、木質燃料に熱と圧力などを加えて、セルロースのみを飛ばし、リグニン、ヘミセルロースのみの燃料に変換する技術の開発競争が盛んになっています。
こういう木質の改質燃料は、トレファクション、ブラックペレットと呼ばれています。
私は、5年前には、前職でトレファクションの実用化直前まで行きつき、実用化をしようとビジネスの仕組みまで構築しましたが、トップマネジメントから、石炭火力の今後は、超効率化であり、トレファクションのニーズは無いと否定され、実用化を阻止されました。
マネジメントが少しでも許容していれば、今、社会のニーズにお応えできていたのにと残念です。
3年先、5年先のニーズ、社会変化も想定出来ず、自社の既存技術の効率化しか見えないマネジメントでは、時代について行けないのは、いろいろな分野で、証明されています。多くの大企業で、その様なことが起こっていて日本の地盤沈下が引き起こされていると思います。
私は、バイオマスをやらせないマネジメントに落胆し、ライフワークとしてバイオマス発電を続けたくて、ベンチャーに転職して、引き続き取り組み、成果を出しています。社会に役立つことをしていきたいと思っています。