フォークボールが落ちるメカニズム スパコン解析で解明
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野球のボールは縫い目があるので解析が難しいのですよね。
テニスや卓球のボールがスピンによってなぜ曲がるかについてはマグヌス力で説明できます。ただ、実際にこの理論で計算してみると実際よりも曲がる力が強く出てしまうような気がするのですが、その先は専門でないのでお手上げです。
いずれにしても、理論的解析ができればあとはハイスピードカメラをつかって選手の手の動きや投げ方を解析してフィードバックするなどスポーツの技能向上の余地は色々とありそうです。
オリンピックのために開発され、まだオリンピックが終了してないので公開できずにいる様々なスポーツ関連技術がたくさんあるようです。
マグヌス効果
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8C%E3%82%B9%E5%8A%B9%E6%9E%9C#:~:text=%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8C%E3%82%B9%E5%8A%B9%E6%9E%9C%EF%BC%88%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8C%E3%82%B9%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%8B%E3%80%81%E8%8B%B1,%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%82%B9%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%A8%E3%82%82%E5%91%BC%E3%81%B0%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82今日こうして科学的に解析されたものを、選手の方々は1919年くらいから投げ続け、意図的に制御している訳です。それを考えると選手の感覚(アート)が如何に特異なものか良く理解できますね。
今回の知見がアートの再現性と野球の発展に繋がることを願って止みません。そのためには、サイエンスとアートを繋ぐ通訳のような存在が必要不可欠ですね。NHKの記事ではよく分からないのですが,産経新聞のほうが多少わかる.
https://www.sankei.com/life/news/210323/lif2103230016-n1.html
直球はバックスピンに対し,フォークボールは無回転かトップスピンで負の揚力(下向きのマグヌス効果)と重力で落ちると思っていたら,そうではなかった.フォークボールもバックスピンで上向きのマグヌス効果が働いているのですが,ボールの回転に対する縫い目の変化によって1回転する間に下向きの空気力が大きく働く時があり,それで落ちるとのこと.
この下向きの空気力を負のマグヌス効果というのはちょっと違和感があります.
これは複雑な形状の3次元CFD,低レイノルズ数(粘性計算),非定常.難しい解析です.
風洞試験で検証したり,センサ内蔵のボールで試験できるかもしれない.
いままで経験や勘だったことが解明されて数値化されていく.面白いです.
ちなみに,東工大のスパコンTSUBAMEは特色あるスパコンとして有名です.
https://www.titech.ac.jp/research/stories/faces27_matsuoka.html