2週間で授業一変「奈良市GIGAスクール」の全貌
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我が家でも1人1台の端末が配付され、宿題となるとロイロノート、ロイロノートと家でその単語が飛び交っています。
普段なら宿題を済ませたのかと親が聞いてしまう場面ばかりですが、自ら、宿題やらなくちゃ!と端末を出してはじめるあたりが、以前と全く違う光景です。好奇心から宿題をやりたくて仕方がない感じになっており、学びのスタイルが変わりました。
宿題は、これまでアナログで自分でノートに書き込んで終わりだったところが、宿題内容はお友達が登録した内容を共有しあうことが可能ですので、共感の反応を示すなどオンラインでタイムリーに反応ができることで、どういう情報を登録することに価値があるのかと工夫しようとする感情が芽生えています。
ICT活用が浸透し学びの方法が変わるだけでなく、学ぶことそのものに対する興味が変わってきていることを感じます。1人1台導入時に大変参考になる取材記事。「ICT端末が日常使いの文房具になるというゴール」を意識することがもっとも重要なポイントです。
引用)利用ルールは緩い。「大事に使うこと。有害サイトやSNSを制限するフィルタリングは解除しないこと」を基本とし、ルールの追加は各学校に任せている。
「ただし、端末が日常使いの文房具になるというゴールは意識してほしいと学校にお話ししています。メジャーなサービスには慣れたほうが安全だと思うのですが、学校や保護者の方が懸念されることもあると考えます。SNSの活用も含め、今後議論を進めていきたいです」
こうした方針から、パスワードも小学1年生から自分で管理させており、忘れた場合は教育委員会で初期化する運用にしている。当初は多い日で1日300件ほど連絡がきて青ざめたそうだが、毎朝ログインするなどの工夫を奨励した結果、ほとんど問い合わせがなくなったという。「学校はパスワードを集めて管理したいと思うかもしれませんが、それは家の鍵を集めるのと同じ。大人が勝手に子どもの限界を決めず、まずはやらせてみるということも大切ではないかと思います」と、谷氏は話す。