LGがモバイル事業から撤退か、4月上旬に方針決定との韓国報道も
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過去には携帯電話市場で「SamsungかLGか」と言われた時代もあったが、両社の明暗を分けたのがスマホシフトへのスピードと言われている。元々、LGの強みはChocolate PhoneやShine、PRADA Phoneといったデザイン性の高い端末にあった。しかし、SamsungがGALAXYシリーズをリリースしたころ、まだデザイン重視のフィーチャーフォンをガンガン売ってたあたり、過去の栄光に囚われ過ぎたと言わざるを得ない。
その後、巻き返しを図るも、スマホのデザインの主役が本体からカバーへと移る中で、本来の強みはあまり発揮できない状況に……。そして、Huaweiが自社APでガンガンシェアを伸ばし、さらにXiaomiやOPPOが出てきたあたりからは、より立ち位置も微妙になってきたのでは。
注目のコメント
LG電子の20/12期業績は、携帯電話と自動車電装部品の部門が同規模の売上高かつ同程度の赤字です。
しかし売上高成長率がマイナスとなったのは携帯電話だけ。そのため見切られたようです。
部門名 売上高/営業利益 売上高成長率
白物家電 22.2兆ウォン/2.3兆ウォン +3.5%
テレビ 13.1兆ウォン/0.9兆ウォン ▲0.8%
携帯電話 5.2兆ウォン/▲0.8兆ウォン ▲12.6%
自動車部品 5.8兆ウォン/▲0.4兆ウォン +6.1%
電子看板・太陽光発電 6.0兆ウォン/0.4兆ウォン ▲1.5%
会社は決算発表時点で「健康管理用家電や有機ELテレビの販売を拡大する一方、モバイル事業については運営方向を検討する」と話していました。
携帯電話事業の難しさは、ソニーも同様に感じているでしょうが、あちらは果たして。ソニーがテレビを売却した時にはEMSにというのがあった。LGの工場拠点がどこにどれだけというのは調べたことがないが、本記事によるとベトナム。ベトナムでサプライチェーンを一番構築しているのはSamsung。ではLGがSamsungに売却したり、SamsungがLGから買うかというと、なんとなくあまりイメージが湧かない…