神戸市、21年度の市債「SDGs債」で 1500億円発行
日本経済新聞
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注目のコメント
ここ1年くらいで起債する際にSDGsへの取り組みや貢献を打ち出す案件が日本でも増えてきましたね。今年の1月末に日本生命保険のクレジット投資部課長の方の「日本で発行量が増えないと適正価格が付きにくいと指摘、環境債を含む国内SDGs債市場の拡大を期待する」というコメントがBloombergのサイトで紹介されていましたが、本格的に拡大の様相を呈してきたと言えそうです。
なお今回の神戸のSDGs債以外にも、トヨタのWoven Planet債のように特にICMAの原則にのっとってない個人向け債権なども出てきていることを考えると、投資する側はそれぞれの資金使途とその効果を良く見ておく必要があると思います。興味深いです。
地方債の利回りについては勉強不足ですが、一般の金融商品に比べてみると大きくはなさそうです。ESG投資の観点で見て、自治体という存在の訴求力は大きいということなのでしょうか。自治体が提供できるその他の特徴的なベネフィットと組み合わせることで、より価値は高まりそうです。