ハローワーク職員「私たちだって雇い止め」、公務員“非正規リストラ”の深刻
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国家公務員なら総定員法があるために、優秀なかたを選考して職員に上げたくとも、定員が毎年減る中では国家公務員採用試験で採るのが精一杯の状況です。そして、地方自治体でいう会計年度任用職員は国家公務員業界でも同様の扱いで、一番ひどいと感じるのがハロワですかね。毎年度の相談数に応じて増減をやらないと増やした分を減らすのは大変ですから。一方で、65歳を超えても採用できるので、うまく制度を活用すれば、ブレーンとして活かせるという利点も採用側にはあります。
再任用職員にも“年金支給年齢だから”と、本人の意向を無視して雇い止めをやるところもありますから、内閣人事局は真剣に向き合わないといけないのですが、その余裕がないんですかね。> 「成果を出していても非正規はいつクビになるか分からない」ことを、全国の非正規公務員は改めて認識することになった。
> 労働行政に携わる者が、予算の都合で非正規公務員を思うままに切り貼りしようとすることに絶望を覚えた。
そういう制度と割り切ってしまうこともできなくはないですが、それで割り切られるのも1人の人間であるという認識はないのでしょうか。
もちろん様々な理由があってこの制度ができており、一概に全てが悪いとは言いませんが、
・パフォーマンスを発揮して、良い仕事をしてもらいたい
・その時間にそこに人間を置いておきたい
どちらが目的なんでしょうね。行革やコスト削減の名の下に人減らしが横行し、減少分を非正規雇用で補うのは、どこも同じですね。
さらに段階が進むと、施設の運営までを委託して、正規雇用ゼロに。
改革で生まれるのが、不安定な非正規雇用とは、皮肉なものです。