「自立」よりも「相互依存」の人間関係があるのが、理想の組織ではないか
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自立という意味を誤解している人多いよね。依存は唯一のものやそれだけが拠り所となってしまうのがダメなのであり、むしろ「依存先が多数ある」多依存こそが望ましい。それは全部を他によりかかりきりになるということではない。「いざとなったら頼れる先があると信じられる」という意味の依存です。
いつも書いてますが、誰の力も借りず自分の足だけで立っていることは「自立」とはいわない。それこそが「孤立」なのです。今は政府でさえ「自助」などと言って国民の自立を促しています。しかし、人は皆一人ではそもそも生きていけないし、生きていません。自立していると思っているならそれは錯覚であり、誰かの恩恵を受けていることに無自覚なだけでしょう。相互扶助(相互依存)の自覚が、コミュニティや組織の大切さの理解につながり、コミットメントとかエンゲージメントとかロイヤルティが生まれるのではないでしょうか。
自立しているからこそ、他者と対等な相互依存関係を築けるのだと思います。
「いつでも関係を解消できる」ことで、いい意味での緊張感が生まれることが重要ですね。