心臓の病気がある人が魚を食べると、リスクが低下する - ヘルスデーニュース
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心血管疾患がある場合に魚を食べているとそのリスクが低下するということですが、このような疫学調査の解釈の難しい点は、交絡因子をどこまで考慮できるかだと思います。
魚をたくさん食べればその分お肉の摂取量が減ると思いますので、魚の摂取量ではなくお肉の摂取量が減ることが心血管疾患のリスクを低減しているのかもしれません。事実、植物性タンパク質をよく摂取する人も生活習慣病や心血管疾患リスクが低下することが報告されているようなので、魚や植物性タンパク質を摂取することで影響をうけるもの(例えば肉の摂取量の低下)が真の原因である可能性があります。
腸内細菌研究においても交絡因子が報告されており、便の硬さやアルコール摂取頻度が腸内細菌に影響するようです。