ロシア、「最悪の事態に備える」 米との冷戦の可能性巡り
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9月に総選挙を控えるプーチン大統領の場合、売られた喧嘩は買う強気のスタンスを見せないと、民意が離れてしまいます。
ロシアの本音は、米国からの圧力を回避したいというところではないでしょうか。放っておいてくれ、それより自分たちがタネを巻いた中東をどうにかしてくれ、という感じかな、と。
メガホン外交が、政治経済的なイシューからイデオロギー的性格に変わったので、ロシアからすれば厄介が増えたとも言えるし、自らが不信感を抱き続けている米国が帰ってきた、というところでしょうか。もともと名目GDPが韓国並で、主力産業である石油、天然ガスがコロナ禍、脱炭素の流れで打撃を受けるロシア単体で再度アメリカと冷戦を行う力はないでしょうね
中国を兄、ロシアを妹とした米中対立軸に収束していくのでしょう
【追記】
ロシアの軍事力も陰りが見えています。アメリカのMDに対抗して超音速ミサイル等を開発したものの、(経済力の限界から)通常兵器の開発が疎かになり、リビアやシリア、ナゴルノ・カラバフでトルコ製のドローンの前にロシアの防空網は撃破されています。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20201221-OYT1T50050/
そして宇宙開発の優位性でも、イローン・マスク率いるSpaceXの前で見劣りしているのが現状もうロシアはそんな主役級の力ないでしょ。
プーチンさんもおじいちゃんなんだからそろそろ引退して平和な気持ちで余生を過ごせばいいのにと思うんだけど。。