「無人店舗」が再燃、“離職率128%”企業も目を付ける「人がいらない」世界
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無人店舗について、中国の状況など含めてまとまっている。
期待されすぎて広がらなかったBingoBoxなどもあるが、コロナや人件費など長期課題に対して、無人店舗や少なくとも店舗の中での自動化は間違いなく進む。
個人的にはまずは画像センシング、ただRFIDのコストが下がっていけばバーコードのように遍く商品に入って、それで在庫管理やダイナミックプライシング含めた自動化が完成すると思っている。
画像センシングについて、下記の高輪GWでのTouch To Goのケースは面白く、ハードは変わらずチューニングで認識率が改善した。
https://newspicks.com/news/4970840無人店舗型が増えると人はいらなくなるのか?
Amazon Goが大きな話題になりましたが、Amazon Goほどではないにしろ、多くの小売店ではセルフレジが当たり前になりました。レストランではホールの店員からタブレット注文に代わりました。遡れば、ETCや自動改札が始まりだったと思います。
よく言われる話ですが、人の仕事が機械化されると、そこにまた新しい仕事が生まれます。
データサイエンスや新たな仕組みの中での仕事が生まれるのは事実ですが、今までの仕事を奪われた人の仕事が生まれているのかといえばそうではないかと思います。
もう一つよく言われるのが、機械が仕事をしてくれることによってベーシックインカムが実現可能になるということもありますが、これも今のところは実現できていません。
本来、最も高い人件費が機械に置き換わるのであれば、ものやサービスの価格は下がっていくはずですが、セルフレジでものを買っても、タブレットで注文をしても価格が変わることはありません。
では、この差額はどこに消えているのでしょうか?
これらが利益となって税金として国に入り、ベーシックインカムに回されれば実現可能なのかもしれませんが、実際のところはさらに新しい技術開発のためにより専門性の高い人間のための仕事に回されるので、ベーシックインカムが実現されるどころか貧富の差は更に広がっていくのだと思います。
では、仕事を奪われていく人はどうやって生きていけば良いのでしょうか?
選択肢は一つ。人でしかできないことをすること。
当たり前のことでがっかりする答えかもしれませんが、やはり答えはこれしか無いのです。
人でしかできないこととは何か?
それは、人と一緒にやりたいことをやることだと思います。それは逆から見ても人と一緒にやりたいことなので、必ずニーズがあります。
例えば、ご飯は1人で食べるよりも誰かと食べるほうが美味しいと感じられます。テレビも1人で見るよりも誰かと一緒に見たほうが楽しいと感じられます。季節を感じるのも1人よりも誰かと一緒に感じるほうが生きている実感を得ることができます。
人はコミュニケーションを取る生き物なので、人と一緒にいたいと思うようにできています。
だから、どんなに無店舗型、自動型になっていっても、人が不要になることはなく、人にしかできない仕事はなくならないと思います。本件とは直接関係ないのですが、コンビニのセルフレジも、あまり使わなかったりする。
商品が少ないと、やっぱり人にやってもらった方が早いのだ。
特に袋詰め。また荷物持ってたりすると、レジ袋を取ってバーコード読み取って袋開いて中に入れて…がやりづらい。スーパーのように台もないことが多いし。
スーパーのように買うものが多いと、セルフの方が早いのだが。