GM出資の米新興EVに受注水増し疑惑 20年にSPAC上場(写真=AP)
日本経済新聞
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注目のコメント
EV周りはなんだか常にきな臭いですね。。。。
以下抜粋
「10万台超」
「注文のほとんどは架空のものであり、資本調達や正当性を与えるための小道具として使われている」。米投資会社ヒンデンブルグ・リサーチは3月12日に自社のホームページ上で開示した報告書の中で、ローズタウンが1月に「10万台超」と公表したEVの予約台数に疑義を唱えた。同時に同社に空売りを仕掛けたことも公表した。
ヒンデンブルグは一例として、ローズタウンが受注したとする1万4000台分の疑惑を取り上げた。注文した会社はテキサス州の小さなアパートを拠点とし、車両を保有していないと指摘した。1000台を予約注文したとされる別の新興企業のオーナーは実際には車両を購入する意思はなく、予約は単なるマーケティング上の付き合いだと証言したという。
ローズタウンの設立は19年。GMが同年に閉鎖したオハイオ州ローズタウンの工場の一部を譲り受け、21年9月にEVの生産を始める計画を明らかにしている。
雇用の受け皿となる同社に生産設備を居抜きで提供したGMは、2500万ドル(約27億円)の現金と現物出資、合わせて計7500万ドルをローズタウンに拠出した。その後は特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて、20年10月に上場を果たした。