途上国から"選ばれる日本"へ 外国人労働者と共創する未来
コメント
注目のコメント
留学生、技能実習生、特定技能それぞれの来日動機はさまざまですが、途上国の人たちにとって日本など先進国へ来る目的の多くは「稼ぐこと」「稼ぐための日本語力やスキル、経験を身につけること」です。
ベトナムでも完全自費で先進国へ留学できるのは上位2割いるかいないか。
学力に加えて資力(親の支弁力)が不可欠。
一方で介護のように介護施設が奨学金サポートしてくれると、やる気と一定の能力があれば留学は可能となる。
当社は介護福祉士を目指す留学生をこれまでに400人以上、ベトナム人を中心に全国の介護施設や病院とマッチングしてきました。介護福祉士の資格を取って一生働けるのは外国人にとって大きなメリットであり、人材不足に悩む特に地方の施設にとっては非常にありがたい存在です。
おそらく一エージェントとしては全国随一の実績と思います。その分、サポートは大変ですが笑
今日も地方の担当法人から相談を受けてzoomで打合わせ。今春介護の専門学校を卒業する留学生が4名入職するのですが、人手不足で将来運営が困難になる前に手を打ちたいと。
当社では技能実習生は扱ってないので短期間で採用可能な特定技能介護を提案。
コロナで海外からの招聘が難しいのでいま国内にいる技能実習生が主なターゲットです。
昨年夏ぐらいからコロナで帰国困難になっている彼らを特定技能介護の試験に合格させてご紹介しています。
技能実習生は一定以上の日本語力に加えて、日本企業で働く基本ができており、指示を聞き取り的確に動ける力が備わっています。
介護は未経験でも短期間で覚えてどんどん成長していくのでとても評判が良いです。もちろん誰でも紹介するわけではなく、一定以上の日本語力、人物とやる気を重視しますが。
海外から呼ぶのだけがやり方ではなく。
留学生と技能実習生合わせて日本に70数万人が日本にいます。
いま、コロナ禍で留学生の多くが日本で就職できずに「特定活動」ビザでアルバイトしながら就活を続けていますし、技能実習生も多くが帰国困難で不安な日々を送っています。
日本としては彼らを活用しない手はないでしょう。
私は若い外国人に日本で活躍するための三つのポイントとして、
・日本語力
・専門性
・コミュニケーション力
の重要と話します。
日本語力は大事。
専門性も必要。
さらに、コミュニケーション力があれば仕事も人間関係も上手くいく。外国籍人材を正社員として紹介するエージェント業をやってます。技能実習生のブローカーさんたちが暴れ回ったあとなのか、僕がベトナムに提携に行った2019年にはもう日本の人材企業の評判は悪かったです。「労働人口が減ってるから」っていうのはあくまでもこっちサイドの事情で、そもそも給与水準が低いという問題を直視すべきですね。日本人が嫌がる職場は外国籍の人も嫌です。
中国、アジア向けに仕事してる手前、実習生や、実習生を受け入れる企業とも話をする機会がありますが、「こんな仕事内容でどんなスキルが身につくの?」と思うことがかなり多いので、この制度を継続したいなら本来の目的に沿った運用と管理をしてほしいです。