BMW、ミニをEV専用に 30年代、脱炭素加速で
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他記事には、ドイツのライプチヒの工場と中国の合弁会社でミニの新しいEVを生産するとありました。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70075740X10C21A3TJ1000/
MINIの主力工場であるOxford plantは、昨年400人ほどの人員削減を行うことを発表しましたが、現在は需要の回復で延期されているところです。Brexitの影響もあり、イギリスでのMINI生産がどうなるか気になるところです。
https://www.oxfordmail.co.uk/news/18711108.bmw-mini-car-plant-oxford-delays-400-job-cuts/
注目のコメント
もう誰も驚きませんね。
EVを購入する人が増え、それに対応するインフラ(充電ステーション)が拡充されると、水素自動車の普及は実質的に難しくなります。
2000年代前半の日本メーカーは以下のように考えていたように思います。
全固体電池が実現しない限りEVは単距離専用に限定される
→全固体電池など簡単にはできない
→当面の現実解はまずはハイブリッドであり、次がPHV
→最終的な大本命は水素自動車
これは完全な読み間違えでした。
技術進歩の予測は難しいですね。グローバルで商売している自動車メーカーの本拠地は、日欧米にほぼあります。これに地場産業育成政策が後押しする中国メーカーが加わります。
マザー市場が電動車、なかんづくピュア電気自動車に政策的な舵を切っている欧州、中国、アメリカの海岸地帯のメーカーは当然ながら電動車の商品ラインナップ強化に向かいますね。
結果、ハイブリッド車を含む内燃機関の自社開発、生産が手薄になるわけで、この部分では日本メーカーが優位になります。
日本メーカーにとって懸念されるのは、電動化が進む市場での競争力が相対的に失われることです。ピュア電気自動車のフェードインと、内燃機関のフェードアウトに対する読みと戦略が、勝敗を決する鍵になることは言うまでもありません。