脱化石の本命:脱炭素の勝ち組は「石油・ガス会社」である。国際石油開発帝石が水素・地熱・洋上風力に持つ強み | 週刊エコノミスト Online
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注目のコメント
油田やガス田を開発していた会社がクリーンエネルギーにシフトしているのはいい流れ。もっと加速して欲しい。
記事でCCUSを使って「グリーン水素」にすると書いてあったが、こらは「ブルー水素」ですね。CO2を全く出さないわけではなく、発生したCO2を地中深くに埋め、大気中に放出するCO2を見た目で失くすというもの。
イメージ的には大雨の時に洪水対策として一時だけ川に流れ込む水を貯める雨水貯留施設みたいなものだなぁと感じている。いずれ大気中に出てくる可能性があるけど、それまでにCO2の排出量をマイナスにしてあとでじっくり処理するイメージだな。つまり解決策ではなく一時対応策。
この一時対応策やりながらブルーでいいので水素の需要と供給を高めていけばグリーン水素も前に進むはず。
なので、CCUSを使った場合はグリーンって言わない方が誠実だと思う。記事にあるように、石油・ガス会社が今まで立ち向かってきた、石油・天然ガスという資源を、水素、地熱、風力等に少し視点をずらすことが出来れば、それに似通った技術者も知見も揃っているというのが考え方については、その通りかもしれない。
ただ、その視点を少しずらす、ということが実は大きなパラダイムシフトを必要としていて、経営者と組織がそれに向き合うことが出来るかが鍵になると思われます。
その改革を組織内で行うことと、新しい会社を作って、その技術と人員を引き抜くこととどちらが容易か、が今後のビジネスとして成功できるかの分かれ道になるのではないかと思われます。