「君が代」不起立訴訟で高裁判決を最高裁が維持 元教諭の処分取り消し確定
週刊金曜日オンライン
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論点は2つあって、現在の日本の国歌が「君が代」であることの意義と、国歌に限らず何かに敬意を表する意味で「起立」を求めることができるのはいかなる場合なのかということです。
君が代が戦争の惨禍を思い起こす歌なのか。小学生の頃から当たり前のように式典で唱って覚えてきた国歌ですので、馴染みがある人も多いでしょうが、その意味を考える機会があったかというと、大半の人は授業でも経験していない。授業でなくてもいいので、君が代の意味を考え、国民的な議論をする機会があってもいいと感じます。
そして起立の話、これも小学生の頃から当たり前のように式典はもちろん、授業が始まる前でも号令とともに動作を繰り返してきたわけです。ただ、大人になって他人から「起立せよ」と求められる機会は滅多にないし、あれば強制的な意図を感じるのは無理もない。
今の世の中で、起立したり敬礼をしたり、はてまた水戸の黄門様の御前のように平伏したりしなければならない場面があるのか、そこから考えてみる必要はありそうです。
職務命令って民間企業でもありますけど、もはや朝のラジオ体操ですら自由というのが時代感覚ではないかと思いますので。