生食できるサバの完全養殖でサスティナブル、儲かる漁業を創る「フィッシュ・バイオテック」(ICC FUKUOKA 2021)
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サバの完全養殖は九州大学が佐賀県唐津市との共同研究で完成させた「唐津Qサバ」が先駆けだと認識していて、日本水産も循環式陸上養殖で以前から取り組んでいますが、このような発信力のある方の参入でより一層盛り上がりそうですね!
魚好きにとってSABARはワクワクする場所です。大衆魚の中でも代表格のサバは、缶詰になるような小さなサイズはキロ100円以下ですが、400g/尾くらいを境に値段がグッと上がります。そこにスポットライトをあてて、サバをハレの日の主役にしてくれたSABARの功績は大きいと感じています。
アニサキスは日本海側と太平洋側でちょっと種類が違ってて、日本海側のものは魚の死後でも筋肉中へあまり入っていかないそうです。福岡のごまさば文化はそういう背景で生まれたのですね(でも注意してください)。海面養殖だと若干のリスクが残りますが、同じ海面養殖の唐津Qサバでは数年間で一回も検出されていないそうです。
真っ黒に日焼けした漁師さんが毎日魚の食いの加減を見ながらチョロチョロっとペレットを生簀に入れる姿はもう過去のものになるかもしれません。食いが悪い時でも如何に食わせるか、太らせるかが腕の見せ所でしたが、技術の進化でもっと楽になればいいですね。若者も参加したがるかも。
餌にティラピアやうどん残渣を使うのも大変面白いです。事業が軌道に乗れるよう願っています。