EU、アストラワクチン「効果がリスク上回る」 18日に調査結果
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500万分の30の確率ですが、
頭痛や嘔吐など一時的な症状ならまだしも、
血栓という後遺障害を残したり死亡したりするほどの症状が出ることは、
到底許容し難いです。
リスク=発生確率xダメージ で考えると、
後遺障害や死亡のダメージはとてつもなく大きいですから、
発生確率が小さくても許容できないリスクになります。
一方で、一時的な症状のダメージは人生レベルで見るとほとんどゼロなので、発生確率が高くてもリスクは許容されるべきです。
これを混同しないでください。
一時的な副作用を恐れてワクチン接種しないのは、完全に誤りです。リスクは限りなく小さいのですから。
しかし、後遺障害や死亡は別です。リスクが大きすぎます。
交通事故に遭う確率と比較されている方が多数いらっしゃいますが、頓珍漢な比較です。
あなた方のいう交通事故に遭う確率は、80年間とか長期間の累計でしょう。一方でワクチン接種は30分です。
交通事故に遭う確率も30分に換算して比較しないとフェアではないですよね。あるいは外に出る回数と同じだけワクチンを打つと仮定して比較するか。
もう一つあなた方が根本的に勘違いしていることは、
私たちは交通事故に遭うことを許容して外を出歩いている訳ではなく、外を出歩くことそのものが人生だから出歩いているんですよ。
交通事故に遭いたくないなら外に出るなというのは、
死ぬ事が怖いなら生まれて来なければいい、と言っているのと一緒です。
とにかく、交通事故に遭うリスクは、生きている限り避け難いですが、
ワクチン接種による死亡リスクは避けられます。避けるべきです。
コロナ感染も避けられます。アストラゼネカがダメでも他のワクチンを待てます。
既に代替のワクチンは他にもいっぱいあるのに、
わざわざ「死ぬ」という人生最大のリスクを冒す必要はありません。
注目のコメント
何かしらの懸念により中断、その後で速やかにEMAが評価と判断、その結果に基づき各国政府が再開を判断、あるべき体制がしっかり機能していると思います。必ずしも情報が十分ではない状況で18日にどのような議論と判断がされるか、興味深いです。
別記事よりコメント転載
911のテロ後の1年間にアメリカで約1500人が、飛行機を怖がって遠隔地へ車で移動したため交通事故死したそうです。ちなみにアメリカ大陸を横断するフライトで事故死する確率は、車で約20km走る間に事故死する確率とだいたい同じだそうです。
Steven Pinker, The Better Angels of our Nature, Chapter 6より
元ソース:G. Gigerenzer 2006 Out of the frying pan into the fire: behavioral reactions to terrorist attacks. Risk Analysis, 26, 347-351
ワクチンの件についてどちらのリスクが高いのか僕は専門家ではないのでコメントできませんが、主観的なリスク評価は往々にしてバイアスが入ることは指摘しておいて無駄ではないかと思います。> 約500万人のうち、血栓ができた30人
100万人中6人の計算。
うまり0.0006%
日本の都市だと宮城県仙台市の人口が約107万人。
仙台市民全員に接種して6人に血栓ができる割合。
これをワクチンが原因と特定するのは難しいでしょう。
対して日本人が交通事故に遭う確率は1〜2%とされます。
ワクチンに怯えるより、ただ外出した方が事故に遭う確率がはるかに高い。
数値で冷静に見ていけば、アストラゼネカのワクチンを打つかの判断ができると思います。
さらなる安全を担保したいなら、血栓ができやすい体質・状況の人を避けるなどの配慮をした上で使用する方法を模索できないものでしょうか。