寝れてない業界はどこ? "睡眠偏差値"ワースト1位は「マスコミ」、2位は「商社」
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『睡眠偏差値』というくくり方が、正しいかどうかわかりませんが。寝ないと集中力がもたない、これが長年の現場からの実感です。
大きな特別番組の前夜、大災害取材の初日などは、緊張感と集中力で乗り切れていましたが、それでも30時間くらいが限界かと。30分でも1時間でも寝ることが大事だと学びました。深夜の番組を担当した頃から、ウエアラブルで睡眠の「時間」とともに「質」を重視するようにしています。加速度計が内蔵されたタイプで、寝返りをうつなどの回数から、睡眠の濃度を見える化して意識しています。
最終的には、規則正しい時間の寝起き、睡眠時間…これがベストだと辿り着きました。新聞記者歴29年ですが、持ち場やそのときどきによって繁忙度はだいぶ異なります。トップニュース級のテーマを追うときは夜討ち朝駆けで遅寝早起き、昼は会合取材が続くので、移動の車中で睡眠時間をかせぐような日々もありましたが、そればかりでもありません。何にもない日は何にもないです。そして、最近は何より働き方改革でだいぶ変わってきたと思います(とはいえ24時間態勢なので不規則にはなりがちです)。コミュニケーションツールが便利になって、リモートもしやすくなりました。健康第一!
「ほぼ毎日在宅勤務を行っている人」や「在宅勤務を全くしたことがない人」よりも、「週に1~2回在宅勤務を行っている人」の睡眠の質が悪いそうで、これは毎日一定のリズムで生活ができているかどうかが睡眠の質にとってより重要とのこと。
生活リズムが崩れると睡眠の質だけではなく、実は腸内細菌叢のバランスも乱れることがわかっています。腸内細菌叢のバランスが乱れると太ってしまったり、糖尿病や動脈硬化といった生活習慣病のリスクが増加することもわかっています。いわゆるシフトワーカーの方に生活習慣病のリスクが高いことも知られていますが、これは単に睡眠の質が悪いと言うだけでなく、腸内細菌叢のバランスが乱れていることも要因の一つと考えられます。
腸内細菌叢が睡眠の質に影響を与えることも近年の研究でわかってきていますし、腸内細菌叢が体内時計に影響を与えることもわかってきているので、生活リズムと腸内細菌叢と睡眠との間には深い関係がありそうです。
良い睡眠は良い腸内環境から。