バイデン米政権、中国に豪州との関係改善を要求─米高官=豪紙
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オーストラリアと中国の関係改善が米中関係改善の前提となると、バイデン政権のカート・キャンベル・インド太平洋調整官が語った。米豪は同盟関係だとはいえ、これはすごい言葉。米豪の結束がいかに強いかがわかる。また中国の豪州に対する報復措置がいかに熾烈なのかがわかる。中国が日本に対してレアメタル輸出制限をするとき、米国は同じような言葉を中国に対して発してくれるだろうか。それくらいのことを今回の日米2+2で日本側は米国側に確認したと信じたい。
今回の米国の発言に豪州がどう反応するか注目です。
豪州はこれまでも「確かに豪州は米国と価値観を共有する同盟国だが、あくまでも豪州の国益に基づいて行動する」といった趣旨のことを繰り返し述べています。中国が豪州を米国の追従勢力だと捉えていることも嫌っています。
モリソン首相も昨年11月、米中関係に関連し、「世界の大国の同盟国はもう少し自由に動く余地を必要としている」と発言しています。