ファストリ工場で放火、損傷不明 ミャンマー、被害を確認中
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ユニクロは自社工場を持たないで、世界各地に取引先工場があるわけですが、ミャンマーには6ヵ所の縫製工場があります。バゴに1ヵ所あるのを除けば、5ヵ所はヤンゴンにあります。取引先工場が何十ヵ所もある中国、バングラデシュ、ベトナムあたりと比べればまだ少ないですが、順調にいけば増えていっていたでしょう。
ミャンマーにある縫製工場もあくまで取引先であり、ファーストリテイリングの資本が入っているということではありません。中国系企業であっても、取引先ではあるし、ミャンマーで縫製工場を持っている中国企業は多いです。
3月14日にはヤンゴンにある中国系企業の工場で火災が発生し、国軍が戒厳令を布告するきっかけになりました。中国大使館からの中国国民と中国企業保護の要求を受けて出された布告です。火災の原因については、反国軍側は、国軍の自作自演と主張しています。
環球時報のような中国系メディアは「32の工場が襲撃された」と報じていますが、火災が確認されている工場は4ヵ所です。縫製工場も含まれます。泥沼ですね・・・
現地スタッフからの話では軍側が恩赦した犯罪者が警察官に紛争して襲撃や略奪を行っているという話もあり、真実がどこにあるのかがもう見えなくなってきていますが、暴力による支配を認めないし、自分たちも暴力は使わないということはNLD支持者は一貫して言っているようには思います。早く終息してほしいです・・・今、この時にもユニクロやGUで買い物をしてる人がいます。新しい洋服に身を包む喜びを噛み締めていることでしょう。しかし、その喜びに携わった国や人が今とても苦しい思いをしているかもしれない。彼らに何ができるだろうか?そう考えて居られる僕は、恵まれていると思う。これを当たり前に思ってはいけない、多くの方の悲しみ、怒り、苦しみが、しっかり学びに繋がることが今の僕の使命だと思った。