“ドラッグストアのDX”でネット注文、ドライブスルー受取を実現──10Xと薬王堂が協業
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この度、東北no.1のドラッグストアである、薬王堂さんとデジタルを活用した新たなドラッグストアの購買体験の形を立ち上げていくプロジェクトにご一緒できることを大変光栄に思います。
薬王堂さんは東北以外の地域での認知度はまだ低いかもしれませんが、経営のアジリティの早さや自動化オペレーションへの投資に積極的で、まさにデジタル化を進めていく上でのインフラが整っている優良企業です。今回のドライブスルードラッグストアの立ち上げもわずか6ヶ月という短期間で立ち上げまで漕ぎ着けることができました。これから課題先進地域である東北で新たなご提案をお客様にしていけることを楽しみにしています。
>一方で同社が本拠地を構える東北地方は“課題先進地域”と言われることも多く、人口減少率が高い上に高齢化も進行。人口密度が低く商圏が成り立たないことからスーパーやコンビニの撤退が進めば、「買い物弱者・買い物難民」が増えてしまうリスクもある。
今回10Xとは人口減少・高齢化エリアにおける生活基盤確保に向けたDX推進プロジェクトを共同で立ち上げ、段階的に取り組みを行っていく方針。来年にはラストワンマイル配送の開始も視野に入れつつ、東北を課題解決先進地域にしていきたいという。
注目のコメント
薬王堂さんって先進的なドラッグストアなんですね。
私が小売業で仕事していた頃は40億程の売上でしたが、現在は100億を超えそうな勢いです。
10Xは小売に特化したノーコードアプリ「Stailer」開発で成功しています。
BASEやShopifyなど総合型ECがコモディ化すると、次は特化型がくるという必然的な流れですが、流れがとても速い。
また、売上規模が大きくデジタルシフトに慎重な小売業に目を付けたあたり、先見性がありますね。
日本では100%の確率で人口が減りますので、人手を減らす取り組みは他業種含めもっと早く実施すべきでしょう。
東北地方は人口減少率が高い上に高齢化も進行している“課題先進地域”、薬王堂さんはDXを通して社会課題を解決するサスティナブルな会社であり続ける限り、今後も成長し続けていきそうですね。
▼まとめ
・イトーヨーカ堂を始めスーパーのDXをサポートしてきた10X
・今度はドラッグストアのDXに向けた取り組みを始める
・「車上受取」と「レジ受取(店内での受取)」の2つが用意
・車上受取の場合には店舗の駐車場に到着後、スタッフが車まで商品を届けてくれる
・車上受取を選べば重い商品を車まで運ぶ必要がない
・購入までを非接触で完了
・まずは4店舗を対象にP!ck andの運用をスタート
・年内にも全店舗での展開
・薬王堂は人口密度の低い地域(ルーラル)を中心に出店を続けてきた
▼10Xについて
https://signal.diamond.jp/articles/-/264
近年はIT技術による差別化が難しい中、特定エリアの社会課題を解決していくことは参入障壁を上げることに繋がり、結果シェアを獲得できそうですね。調剤のドライブスルーとの連携も視野に入っているだろうか。
処方箋は受け取り先の薬局へデータで届いて、その店舗で他の必要な商材をアプリで注文してから向かい、窓口で薬の説明を受けている間に買い物が運ばれてくる、なんて仕組みになったら、車社会の地域はまた大きな変化になりそうです。
私も東北出身ですが、関東と違って本当に車がないと生活にならないのです。
移動時間を有効に使えると、生活の仕方にもいい変化は生まれそうです。