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NewsPicks編集部のオリジナルニュース連載。いま知りたい注目ニュースを、わかりやすい解説や当事者インタビューなどでお届けする。
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「ユニクロ」や「ジーユー」などの、SPA型低価格衣料専門店を展開。特に中核事業であるユニクロは中国・アジア地域を中心に出店を加速。世界でも上位の売上高を誇る。
業種
カジュアル衣料専門店
時価総額
14.9 兆円
業績
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Inditex is a multibrand fashion conglomerate, founded in 1985.
業種
カジュアル衣料専門店
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キャタピラーに対するコマツ、ジョンディアに対するクボタ、Nナイキに対するファストリ。グローバル一位に立ち向かっていく日本企業、カッコいいですね。
とは言え、ファストリの時価総額が上がり続けるわけ、期待値が上がる理由をなるべく俯瞰してお伝えしたいと思いました。さらには、インディテックス は、1200もの店舗を閉鎖するとの報道が、ネガティブに伝えれていましたが、インディテックス の事業環境と今の戦略に触れながら最新の業績についてレポートしました。
ユニクロ
2019年8月期:1兆8,989億円
2020年8月期:1兆6,507億円
ZARA
2019年12月期:195.64億ユーロ(2兆5,429億円)
2020年12月期:141.29億ユーロ(1兆8,367億円)
130円/€で換算
ユニクロの「ベーシック」「アジアが主戦場」という強みは大きいと思います。
ただ、収益性(利益率の高さ)や生産性といった点では、まだまだZARAが圧倒しています。ZARAのキャッシュ・コンバージョン・サイクルはマイナスです。
また、ユニクロのサステイナビリティも柳井さんの強力なリーダーシップのもと日本企業では先端的な取り組みをしていますが、ZARAもなかなか。さすがは欧州企業、アニュアルレポートはESG情報てんこ盛りです。
これはこれでかなり便利。
家にいる分には機能性も高く、洗濯にも強いので助かります。
ただ、最近、ユニクロ避けをしています。
私の中では、ユニクロ=コロナ禍の連想イメージが非常に強くて、食傷気味。
バナリパでも、ZARAでも、昨年はSPAのサイクルがかなり麻痺したそうです。2ヶ月遅れでお店で展開されているものも多いそうです。
これは、アジアを拠点とするユニクロの利点ではあります。
あと、ユニクロはコロナ前から柳井さんがサステイナブル(SDGs/ESG)を強く意識したコメントを各メディアでなさってました。
この文脈にそって、ユニクロの各戦略、施策を見ていくと、また違った視点から今の評価が見えてくるかもしれませんね。
戦略もさることながら、顧客との信頼性というか関係値が強いと思います。服が好きな人もそうでない人もターゲットにしているという点など、マーケティング的に強い要素が多過ぎる。
コロナ後、比率が高まっていくオンラインと店舗
購入後をカバーする循環型の取り込みなどで
真価・進化が試されていくと予測します。