デジタル市場とは?経産省資料からひも解く、CPS社会への道筋
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アンバンドリング・リバンドリング、集中と分散、分離と統合、サイロ型とマトリクス構造。コンセプトとしては数十年、コンピューターや各種産業、組織論などで出てきている論点。
それを行き来しながら、アンバンドリングしていく方向はより進み、そのなかであえて一貫していくものは分離ではできない価値が何かを突き詰める方向。
やりとりを行う構造というのは、うまく作れると効率的だが、そうなるまでには考慮や汎用度をつけることのコストが大きい。ただ、それがないと、成長に対応しにくい現実もある。
世の中全般がネットでつながりやすくなり、APIなどの進化で、分離がしやすくなっているのは事実。記事に書かれているコンセプトもそのうち実現されていくとは思う。ただ、時間はかかるしジワジワだと思う。EC化もスタートして20年以上たっているがジワジワと成長を継続する構造なわけで。新作コラム出ました!
ビジネス+ITに連載させていただいている
第4次産業革命のビジネス実務論に
デジタル市場とは?経産省資料からひも解く、CPS社会への道筋
寄稿しました。
経済産業省は2021年1月、「デジタル市場に関するディスカッションペーパー ~産業構造の転換による社会的問題の解決と経済成長に向けて~」を取りまとめ発表しました。以前コラムで取り上げた「DXレポート2」では、DX推進に向けた中長期的対応としてデジタル社会基盤(デジタルプラットフォーム)の必要性について述べられていましたが、本ディスカッションペーパーはこの具体像を提言したものと考えられます。
本記事はディスカッションペーパーの内容をまとめ、今後重要になる概念「デジタル市場」について理解を深めていただく目的で執筆させていただきました。面白い。「新たな産業構造とデジタル化」での述べられているメッシュ構造は1つの会社単位でも注目されている構造。これが産業単位になると…働き方の効率は上がるでしょうし、スキルを持っていれば職業選択も自由度が増しそう。