「コロナが怖い」一因は、悲観論に走る評論家やマスコミによるバイアスか
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注目のコメント
一般論として、論者の「悲観バイアス」には二つ理由が考えられます。
一つは、行動経済学的な理由で、比較対象からプラスへのブレよりも、マイナスへのプレの方が心理的なインパクトが大きいことです。論者は、同じだけ外れるなら、自分の意見(アンカリング)からプラス側に外れるよりも、マイナス側に外れる方が自分の評判にとって大きなマイナスになると考える。従って、意見を悲観側にずらす方を無難に感じる。
もう一つは、単純に、「きっとよくなる」と言うよりも、「大変かも知れない」と警告する方が深慮で賢そうに見えることではないでしょうか。加えて、悲観論の方が世間に注目されやすい。