超期待した『シン・エヴァ』にモヤモヤした「３つの理由」
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自分の期待していた展開では無いからモヤモヤしてる。そういう風に思える記事でした。
庵野監督が繰り返し同じことをするであろうことは予想できましたし、今後他のエヴァンゲリオンを作りシリーズ化してエヴァンゲリオンをみんなのものにしたいという意図が映画に含まれるだろうという事前からの予測はありました。
また、中年だけに人気があるような書かれ方もしていますが決してそうではないと思います。何故なら新劇場版は新旧の両人が楽しめる構成になっています。古くから見る人は過去作品を含めた考察が可能で新しく見る人はこの筆者が若い頃に感じた衝撃を感じれる。非常に巧みに出来ています。
これらを考慮すると大変良くできた作品だと自分は感じてます。岡田斗司夫さんの解説みた方が良いですよ。
自分の作品含めオマージュ的なのは儀式。
エヴァンゲリオンのテレビからオマージュだらけだし、ガイナックスはそうでしょう。ただ、庵野さんの身を削る内面の吐露が見える。庵野さんも親になった。若い人に向けて新劇場版作って（当時15歳だとして）、今は親になってる人も少なくないでしょう。そしたら、あの描写にも納得いくでしょう。特に、トウジ達が生活している雰囲気（仕事して、食べて、寝て、生きる）は今までならエヴァンゲリオンには無かったもの。生命力に満ちてる。
良い映画でした。ありがとう庵野監督。ありがとうエヴァンゲリオン。
追記:勢い余って、庵野さん親になったって書いたが、子供はいませんでした。大人になったっていう感じかな。
