“人生で成功するために重要な要素”ランキング 共通1位は「努力」 日本2位で、世界9位だったのは?
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パーナル・コンピューターの巨人は1955年前後に生まれた人が非常に多いそうです。ビル・ゲイツ(1955)、スティーブ・ジョブス(1955)、ポール・アレン(1953)、エリック・シュミット(1955 )、ビル・ジョイ(1954)などなど。
偶然ではないでしょう。彼らが技術者や経営者として油が乗った時期が、パーソナル・コンピュータの黎明期と重なったからです。
彼らが途方もない努力をしたのはもちろんですが、もし彼らが10年遅く生まれていたら、同じ努力をしても同じ成功には辿り着けなかったでしょう。
僕は何度も、「成功は努力半分、運半分」とNPで書いてきました。
しかるに、成功した人は自分の成功をもっぱら努力に帰す傾向があります。それは傲慢です。
成功しなかった人は、自分の不成功をもっぱら運に帰す傾向があります。それは怠惰です。
最近、僕はこう思います。殆どの人にとって人生は、億万長者や大統領になるには短すぎるが、謙虚な夢をいくつか叶えるくらいの長さはあるものだ、と。忍耐と努力を重ねれば。
http://hiroono.com/ja/2021/02/18/perseverance-ja/
追記
倉田さん:努力が運を引き寄せるとは、僕は思いません。運は運です。生まれた国、時代、家庭、これは選べませんから。僕がロヒンギャ族に生まれていたら、何をどうあがいても宇宙の仕事なんてできなかったでしょう。日本やアメリカの貧困家庭に生まれていてもほぼ同じでしょう。我々は幸運に恵まれたことに謙虚に感謝するほかありません。努力がなければ幸運を生かすことができないのはもちろんですが。
「努力が運を引き寄せる」ように見えるのはsurvivorship biasで説明できます。世の注目を浴びる成功者は皆、多大な努力をし、かつ運に恵まれた人です。それが必要条件だから。一方、同じ努力をしても運に恵まれなかった人は成功しませんから、世の注目を浴びることもなく、当然我々が知ることもありません。
我々ができることは2つしかありません。
ひとつは、いつか運が巡ってきたときのために努力を怠らないこと。
もうひとつは、もし幸運にも成功できたら、不運にもそうはなれなかった人たちへの思いやりを忘れないことです。運を引き寄せるのも、「継続する努力」ではないでしょうか。
日々、私たちのまわりには実は多くのチャンスがあり、チャンスを掴むかは自分次第。運が良さそうに見える人は、実は陰でしっかりと努力をしている方だと痛感します。
継続は力なりですよね。キャリアを重ねるごとに確信します。「アジア太平洋全体で9位だった運が日本では2位に入っており、日本人は運に頼る傾向が高いことが分かった」というけどさ、日本のそう思う率58%に対し、全体は62%なので、むしろ日本の方が少ない。順位で比較とか恣意的でしょ。