【DX推進のリアル】「3万8000人」の“本音”を武器に、大企業は変われるか
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注目のコメント
「働かずに生きていけるといいよね」
究極目標ではないでしょうか。このあとにはいろんな「でも、」が続くんだけど、働きたい人は働いてもいいわけだし、いまの仕事を遊びでやってもいいし。
マーケティングリサーチでもインタビューでも同じだと思うんですが、本音に辿り着くのが難しい。ビジネスの場で、このインサイトが出てきたのがおもしろいと思いました。
ベーシックインカムとか不労所得とか永久機関みたいな既存のアイデアに頼らず、全人類が働かずに生きていけるプロダクトをマジメに考え続けてほしいです。大企業を中心にDX推進組織を設ける動きが増えています。実際、中の人はどのような狙い・想いで組織立ち上げに挑んでいるのか。3万8000人の社員を抱えるNTT東日本のデジタルデザイン部の立ち上げをリードするお二人に話を伺いました。やっぱり本音に勝る説得力はないんだなと、そう感じたインタビューでした。ぜひ、ご一読ください。
全社横断的なDX推進体制の立ち上げは多くの企業で見られるが、NTT東日本の「DXラボ」はちょっと風変わりな興味深いアプローチを取っている。
風変わりと言ったのは、「社内のムダな業務をなくすこと」に焦点を当ててデジタル化を進めてきたということで、社員「3万8000人」のペインに着目している点。
多くの企業では、例えばB2C事業であれば顧客のペインに着目した施策に傾倒するだろうし、社員のペインに視点が向かない事が多いと思う。
社員のペインに着目することで、社員の生産性向上に寄与する事はもちろん、何よりDXの成功体験をDXラボのメンバだけでなく、全社員にも同時に体感してもらう事が出来る。
大企業が取り組むDXにおいては特に、企業に染み付いている体質・文化の変革(つまり社員一人ひとりの意識改革)が肝になるので、このような取り組みはその点で利にかなっていると思う。