三菱電機“パワハラ自殺” 労災認定、上司から「飛び降りるのにいい窓ある」
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最近でも、パナソニックの子会社でパワハラによる内定者の自殺がありましたが、過労死を含めて若者の犠牲が増えています。これは、今の若者が軟弱だからではなく、日本の企業風土によるものだと私は考えています。
マネジメントの基本原理は、人間性と多様性の尊重です。ただ、かつてマネジメントブームが日本で起きた時には、この一番肝心なところが置き去りにされて単なる業務管理の手法として受け入れられてしまった。日本の企業にあまり明るい話題がないのも、こういったところに一因があるように思います。
ハラスメントは、そのようなやり方が認められている環境的な要因によって起こるものと考えるべきです。問題が起こると当事者に焦点が当たりがちですが、他の事例は無いかという組織的な観点から対処しなければ無くなることはないでしょう。これから、三菱電機の自浄能力が問われることになりそうです。
注目のコメント
この件、ずっと気になっていました。
どうして、そんなことが言えるのか? その上司も、昔上司に言われてきたから? あるいは教師に?
まずは、労災認められて、ほっとしています。
ググればすぐわかることですが、三菱電機は、これ以外にも社員の自殺が多く、同じ上司ではないところを見ると、もはや会社の体質になっているのでしょう。
いや、なっていた、のであることを祈りつつも、おそらくはこれは、三菱電機に限らず、氷山の一角であり、本件が、日本の会社の在り方を変えるきっかけとなることを期待します。
そして、それは、子供のいじめによる自殺の低下が見えたときに初めて、認められるように思います。子供社会はまさに大人社会の鏡なので。この記事の件は、2019年に明らかになっていたもので、教育主任が新入社員に対して行った発言は、「自殺教唆容疑」で刑事事件として立件されましたが、2020年3月に嫌疑不十分で「不起訴」が決定しています。
労働災害として認めるか否かは、判断する機関が異なるので、時期がずれての決定になりました。労災は業務上従業員が被ったケガや疾病などの災害に対して補償する制度ですので、この事案は、「認められて当然」だと思います。
会社と個人は、労働契約に基づく範囲での関係であるはずで、会社の付属物のように従業員を扱うことが許されないことは、明らかです。この問題は単に「パワハラ発言をした人」の問題ではないことを肝に銘じたい。
このような行動をとる人に対して,周りの人が 注意ができなかったのか?
上司や社内通報制度などに相談できなかったのか?
一対一の問題ではなく 組織文化の問題であり 改革へのコミットメントと行動が再発防止となるだろう。