あれから10年メルケルの「脱原発」を盲信するドイツが向かう先
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注目のコメント
メルケル氏の功と罪はそれぞれあるかと思うが、性急なエネルギー転換のデメリットも。自然エネルギー先進国として取り上げられて日本からも頻繁に政治家や政府関係者が訪問が絶えなかったが、実態は理想通りにいかず?
緑の党などの反原発勢力は、原発イコール悪という政治的イデオロギーが根底にある時点で、客観的、冷静な判断がしづらくなる。エネルギー政策には長期的視点が必要。
福一の事故も原発そのものがダメということでは無く、立地と設計上の問題が大きかったことを反原発の人たちは考慮しない。
予想を上回る大津波によって全電源停止となる事態に対処のしようがなかった。タラレバではあるが、地下深くでは無く地上の高い場所に電源設置してあればメルトダウンという最悪の事態は防げたかもしれない。
そうした原因が明確であれば、他の原発の構造的問題を解決していくことが本来のリスクマネジメントのあり方だと思う。
ただ、福一の事故後のセンセーショナルな映像や津波の凄惨な映像(日本ではメディア統制で一切流されてないが)の影響もあり、反原発の世論が膨張してしまったのが今のドイツ。メルケルもこの流れに乗るしかなかったのでしょう。
結果、ドイツが今後どうなっていくのか?
そもそも、緑の党って↓のようなとんでもない事実誤認している人たちです。見えるものを正しく見ようとせず、都合の良いように解釈するのは日本の左翼の人たちと同じく。
福島原発事故で数万人死亡? ドイツ緑の党ツイート、誤りと謝罪
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021031201283&g=soc
昨日、日本でも原発がらみの裁判の判決がありました。
「玄海原発」の差し止め訴訟の地裁判決
https://www.jiji.com/sp/article?k=2021031200883&g=soc
原告側の訴えは棄却され、当然に原告側は控訴するとしてます。
各地で原発訴訟がありますが、エネルギー政策は公的な側面も大きいため、「事故が起きたら危険」という理由ではなかなか難しいと思う。ほかの有効な代替手段を講じない限り。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/原発訴訟