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NewsPicksプレミアム会員のみなさまにはWSJ日本版(https://jp.wsj.com/)のすべての記事(https://newspicks.com/user/1014)をお楽しみいただけますが、新たにNewsPicks編集部が特に注目した記事について、見逃さないよう定期的にご紹介していこうと思います。とくに時短したい方は、ぜひチェックください。

今回は、ブームと化したSPACの火付け役、チャマス・パリハピティヤ氏の横顔を紹介するWSJ独自記事です。

ゴールドマン・サックスを買収して「チャマスマン・サックス」に社名変更する…のあたりで吹きましたが、案件発表付近でCNBCの出演枠を押さえたりする手法こそが、彼のいう「IPO2.0」なのでしょうか。
パリハピティヤ氏は、SPAC王子というか…
上場時に個人投資家と同様の立場で、もし個人なりファンドなりで追加資金を入れて、そのまま持ち続けていれば多少信用できる(でも多分していないだろうなぁ…)。
というのはWiL久保田さんのTweet(①)『SPAC上場は、宇宙やバイオなどディープテックが多い傾向。通常のIPOだと厳しく規制されるforward lookingな事象も、SPACなら自由に伝えられるから、と推察。CFは出にくいが、世界観を語ることで時価総額を作れる』が示唆的。
そして興味がある企業の上場資料をいくつか見ているが、切なくなる資料がほとんど。資料を見た後に、むしろ非上場で資金調達してほしかった(≒できなかったから上場して衆愚で資金調達するのか…)と思う企業が多く、仕分けフラグなのではないかと思う今日この頃。そのためにセレブも使われているのが現状(③)。
上場してPublicになることは、Publicに責任を負うということ。無法地帯とならないことを切に願う。

https://twitter.com/kubotamas/status/1367641901113827328?s=20
https://newspicks.com/news/5675090
https://newspicks.com/news/5689525

※後半部分は下記からのコメント転載がほとんど
https://newspicks.com/news/5680658
チャマスのSPAC投資家の7割が個人投資家!?そうなんですか?知らなかった、彼に対する見方が変わりました。

<追記>
占部様、SPACと昔の裏口上場の違いはこの記事で解説しています。
https://newspicks.com/news/5273239/body/

裏口上場は「上場済みの鳴かず飛ばずの事業会社と未上場会社を合併」、SPACは「事業をしていない空箱会社を上場させ、未上場会社と合併」という違いです。
米国株式市場は異常な状態になっています。2020年に上場した企業数に占めるSPACは半数を超えている。2021年に入ってからもその勢いは衰えず、1月は119社中92社がSPACでした。77%がSPACという空箱なのです。

チャマス氏のSPACはブームの火付け役になったことはまちがいありませんが、危うさを秘めています。買収する企業がなく、クズを高値で買収するSPACが増えてくるでしょう。

参考までに
https://www.ncblibrary.com/posts/37795
チャマスのSPAC代表作の一つであるヴァージン・ギャラクティックの株はしれっと売却してましたけどね。。自分についてきた個人投資家は残したまま自分はババ抜きからあがった、と見られてしまっても仕方ないですよね。

https://www.reuters.com/article/us-virgin-galactic-stake-chamath-idUSKBN2AY0O6

また、SPACの手法は米国よりも先にカナダで芽を出しており、それとチャマスがカナダ人であることが関係していると言われています。
チャマスはかつて、シリコンバレーVCを“Ponzi scheme(詐欺スキーム)”としてボロクソにこき下ろしてました。その時の動画はこれ。

https://youtu.be/NVVsdlHslfI

(VCは管理報酬のためファンドのサイズアップしか眼中になく、ファンド時価のマークアップにはとにかくトップラインを伸ばしてアップラウンドをさせる。そのためVCが投下した資金の4割は広告費に消え、研究開発などイノベイティブな活動に資金が回っていない)

ハコが上場しただけでプロモーターに10倍のリターンが出ると言われるSPACの方が、よほどPonzi schemeに思えてしまうのは私だけでしょうかw

チャマスは話が上手で、VCのこともヘッジファンドのことも気持ちよくこき下ろす個人には人気なのはわかりますね。
自分の勉強不足なんでしょうが、SPACといわゆる裏口上場との違いをどなたか解説してほしい、、
どう考えても今後、問題が噴出する予感しかないのですが
先日の内閣官房 成長戦略会議においてもSPACは議論のテーマとなりました。
以下がその資料です。
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/seicho/seichosenryakukaigi/dai8/siryou1.pdf

とはいえ、日本でSPACを導入することは反対です。
SPACのメリットとしては
通常のIPO審査を必要としないためすぐに上場できる。これが一番のメリットです。
米国ではここ数年初値の値づけが問題視されています。特に著名VC、BenchmarkのBill Gurleyはすごく声を上げています。それによって、そもそも証券会社を通さず、新株発行も行わないダイレクトリスティング(直接上場)やSPACといった手段注目され始めています。さらに通常の米国IPOをすると多額の審査コストがかかるという課題もありました。

つまり通常のIPO審査をしないことで上場に値する企業でも上場できてしまいます。そして、SPACはペーパーカンパニーが上場時に資金調達した資金で二年以内に未公開企業を買収します。すでに上場したSPACがIPO時に調達した資金は200〜300億円程度。→時価総額200~300億円規模の会社を買収するということです。これは日本でもそうですが、米国ではめちゃくちゃ小さく、シリーズAやシリーズBといった規模の会社が主な対象になります。現にSPAC上場させたものの買収対象企業が見つからないという課題が露呈しています。
日本、東京証券取引所は世界でもトップレベルの市場ですが、投資家数や流入している資金規模的にSPACを受け止められるほどの市場ではないと思っています。すでにいくつかのマザーズ上場企業が上場後時価総額300億円程度で停滞しています。そのため、日本でSPACを容認すると課題と解決策に大幅にズレていて、空箱どころかゴミ箱にしかならないと思うというのが自分の考えです。
確かな技術の目利きとして機能するなら、成長産業に成長のための資金を流し込む素晴らしい仕組みです。しかし、素人を騙す詐欺的行為が入り込む要素が多分にあります。詐欺的行為の増加でバブル度合いは計測可能だと思います。個人的にはまだ余地は残っている、という感覚です。
バブルはカタチをちょっとずつ変えて何度も発生する。
今回のSPACもそんな臭いがプンプンしますが、私の心配が杞憂に終わるのか。
パリハピティヤ氏もなんか胡散臭いような、、、個人的な勘なので、間違っていたらすみません。